2012年2月 2日 (木)

じゃあ、買ってきますか

家人から、あす、恵方巻きを買ってこいとの指令が。
いや、私は上州生まれの上州育ちで、そんな習慣はないし……と言ってみたが、却下された。
福豆買ってあるからいいじゃないか、という意見も聞き入れられなかった。
じゃあ、まあ、あしたになったらスーパーにいってこようか。

家人は関西出身のため、牛肉で肉じゃがを作れと言われたり、なにかと文化ギャップがある。
かつて、カレー肉だと言って渡されたものが牛肉だったのも驚いた。
思わず、これを使って作るカレーは、ビーフカレーという、ふつうのカレーとは違う食べ物だ、と説明した。
すき焼きも、割り下は使わないでいいと言うのだが、これに関しては私が却下した。割り下のすき焼きのほうがおいしいし。

……そんなわけで。
あすは、我が人生で初の恵方巻きを食べる予定。

来年は、太巻きを自分で作ろうかなあ。

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2012年1月19日 (木)

個人的読書メモ

『明治妖怪新聞』(湯元豪一・編/柏書房)
買ってから大分積んであった本。明治時代の新聞から妖怪関係の記事を抜き出してジャンル分けしてまとめてある。それぞれの記事で、記者がいちいち「こういう話は眉唾だが……」と断り書きしているのが可笑しい。中には、妖怪騒ぎが人為的な騒動であったことをレポートした記事も。

『茶話』(薄田泣菫/岩波文庫)
おしなべておもしろかった。現代の価値観からは「えー……」とか「?」とか思う小話もあるが、それもまた時代や世相を反映しているものとして興味深い。この連載が人気があったのはうなずける。

『生命保険のカラクリ』(岩瀬大輔/文春新書)
なるほど。
とりあえず、もう少しで大手生保で掛けていた生命保険の満期がくるから、そのタイミングで見直そう。今の私には保証も大きすぎるし、掛け金も高すぎて、正直なところ、痛いのだ。

『すこしの努力で「できる子」をつくる』(池田清彦/講談社)
非常に興味深い。読了直後に『絵になる子育てなんかない』(養老孟司・小島慶子/幻冬舎)を読み始めたが(現在読書中)、養老氏と池田氏はさすが友人と言うべきか、二人が同じことを別の言い方で表している部分も少なくない印象。

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2012年1月 9日 (月)

陰鬱だけど、でも…

シネマテークたかさきで、『ブリューゲルの動く絵』を見てきた。
もちろん明るい映画だと思って見にいったわけではないのだが、チラシからイメージしていたよりもさらに陰鬱な映画だった。
セリフも少ないし、笑顔なんてほとんど映らない。
見終わったあとにも釈然としない気分が残る(なに一つ解決されていないので。もちろん、解決されることが常に善であり落としどころである、なんて、私だってこの歳になって思っていやしないが)。
それでも、引き込まれて見てしまった。聖書の物語(過去)と十六世紀のフランドル(映画内における現在)とがクロスオーバーする形なので、真剣に見ていないと見落としたり置いてきぼりにされたりしそうで……。そういう意味で頭を使う映画で、そのおもしろさがあった。
とは言え、真剣に見ていても分からないことも多かったのだが、基本的に自分には西洋史とキリスト教の基礎知識がなさ過ぎるので、それがために「?」と思うことも多々あったのだろうと思う。

ところで。
シネマテークたかさきでは、この映画は昨年の大晦日から二週間の上映だが、初日とか三が日に見てしまった人はどんな思いだったろう?
大晦日やら正月早々に、あまり縁起がいい感じではないような……(苦笑)。

全体としては、陰鬱ながらも、映像が予想以上に美しかったことと、カメラワークがおもしろかったことを踏まえて、個人的には七十五点というところか。
絵画と実写の融合も、全然不自然ではなかった。効果がうまい。
あと、文芸作品(?)にしては、すごくお金がかかっていそうだなあと思った。
『THE MILL AND THE CROSS』が原題で、見終えたあとなら、なるほどこのタイトルのほうがしっくりくる。それぞれの単語にいくつもの意味を持たせているのだろうな、と。

この先自分は、ブリューゲルの『十字架を担うキリスト』の絵を見るたびに、この映画のことを思い出すのだろうなあ。

あ。
これはネタバレになるが、後半でブリューゲルが時間を止めるシーン、大人や比較的年齢のいった子どもたちは懸命に止まっているものの、動物と幼い子どもたちはそうもいかず(笑)。「まあ、そうだよねー」と思いながら見ていた。
あのシーン、きっと一発撮りだろうな? 撮影、たいへんだったのではないだろうか。

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2011年12月23日 (金)

色選びに悩む

要するに、ファンデーションだ。

自分の場合、顔よりも首のほうが白いので(顔がくすんでる……?)、一体どちらに色を合わせたものか悩む。
顔に合わせると顔だけ黒くなるし、首にまるきり合わせると本来の顔色より大分明るい色にしないとならないし。
ファンデーションを買おうとするたびに悩む。

一応、今のところは、ほんの少しカラーコントロール効果のあるベースに、首と顔の中間くらいの色のリキッドファンデを塗って、その上にやや白っぽくなるパウダーをはたいているのだが。これでいいものかどうか……。
それなりに自然に見えてはいると思うのだが……心配。
今度友人にでも、変じゃないかどうか訊いてみようかな。

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2011年12月 7日 (水)

シーズンオフだから

そう。
今は野球のシーズンオフだから。
スポーツ新聞のサイトを読むくらいしか楽しみがない。

読売の内紛は、まあ、興味あり。
昔はお家騒動と言えば阪神の専売特許だったのに、隔世の感だなあとも思った。

菅野クンは日ハムに入ったほうが自分のためじゃないかと思うが。
さもなきゃ、「読売に入れなければ社会人に」って言っとけばよかったのに。
野球浪人なんてナンセンスだと、個人的には思う。
とにかく、日ハムよくやった!

さて、来シーズンのトラはどうなる?
ペガサスは?
ああ、球春が待ち遠しい。(まだ年も明けてないけど)

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2011年11月26日 (土)

作りたてはイマイチ

現在、プチ・低糖質ダイエット中。
いやその、わけありで……(汗)。

ところで。
自宅で酒粕から作った甘酒を飲んでいて、思ったのだが。
酒粕の甘酒は、作りたてより一~二日おいたほうが味がなじんでおいしい。
以前から、もしかしたらそうかなーと思っていたのだが、今回確信した。
今後は、作りたては味見だけにして、ちゃんと飲むのは後日にすることにしよう。

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2011年11月12日 (土)

『どんたれ』試してみた

十月新発売の有田屋(醤油メーカー/群馬県安中市)の『どんたれ』。
さっそく試してみた。
以前の有田屋さんのブログで、おいしい食べ方として、ごはんにヒレカツを載せてどんたれをかける、とあったので、ともかくそのとおりにしてみようと。
白いごはんを炊いて大きめの茶碗によそい、キャベツの千切りを少しレンジでしんなりさせたものを載せて、その上に切ったヒレカツ、そしてその上からどんたれをかけてみた。

……おお、なるほど。

あくまで醤油ベースなので、いわゆるよくあるソースカツ丼の味ではないのだが、「こういう醤油寄りの味のソース(?)カツ丼を出す食堂って、あるよね」と思う味。あまじょっぱいのがシンプルにおいしい。
“お店の味”っぽいものを自宅で食べるというのは、ぜいたくなような、変な気分のような……。

お値段も手頃なので、これはおすすめ。
安中市の、有田屋のショップで買える。
ショップの案内はこちら↓
http://www.aritaya.com/frame/frame_official.html

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2011年11月 1日 (火)

久々に映画館へ

先日、シネマテークたかさきにて『アトムの足音が聞こえる』を見てきた。
予告編などから想像していたのとはちょっと違う展開だったが、なかなか興味深かった。

同行者は「う~~ん……簡潔に感想の述べにくい映画だね」と言っていた。その理由は、どうやら、はっきりしないストーリー(流れと言うべきか)と、ところどころの不親切な作り(監督の故意かも知れないが)にあるようだ。

だが、私が思うに、そもそもテレビのドキュメンタリー番組のようにすっきり整った筋書きがあるものは、どこかに(あるいはいたるところに)“作り話”があるはずで、現実をそのまま追っていったら、そんなに思うようにドラマティックには――腑に落ちる感が出るようなものには、ならないはずだ。
その前提で見れば、この作品だって、“うまくいきすぎ”な部分が感じられると思う。尤も、この程度には整っていないと見ていて苦痛なものになってしまうであろうから、これはこれで落としどころとして適切ではないかとも思う。

ナレーションの内容が独特で、微妙に気になったが(いい意味でも悪い意味でも)、野宮真貴さんの声と話し方にだいぶ助けられていると思った。

しがないフリーランサーの超個人的な感想としては、「お金出してくれる人に、あのくらい思い切り好き勝手が言えたら気持ちいいだろうなあ」ということ(笑)。
こんなことしたらギャラもらえないかも、とか、仕事がこなくなるかも、なんてみみっちいことを考えないからこその態度なのだろうが。天才のまねは、凡人にはできない。

ところで。
映画館で、近日上映作品のチラシを見ていて、今回一番気になったのは『ブリューゲルの動く絵』。
これ見たい!
年末から公開なので、忘れないようにしなければ。

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2011年10月12日 (水)

カレーのにおい

偏見なのは重々分かっているが。
夕方、表を歩いていてカレーのにおいが漂ってくる家があると、無条件に(ほとんど反射的に)、「このうちは幸せな家庭なんだろうな」と思えてしまう。
なぜだろう?
おいしそうなにおいを漂わせている家はほかにもあるのに、この感覚が生じるのはなぜかカレーのにおいのみ。
それに、カレーのにおいを漂わせている家にも、それぞれの家庭事情などいろいろあるだろうと、冷静に考えればもちろんそう思うわけだが。
においをかいだその一瞬には、自動的に幸福な家庭像が脳裏に浮かぶのだ。なぜだか。
自分が、両親はじめ家族に、それなりに幸せに育ててもらったおかげ、だろうか?

……それはそれとして。
今夜は我が家もカレーだった。
においは外にも漂っていただろう。
幸福な家庭なのかと問われれば、「とても」と答えられる。
今はそれで十分だ。

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2011年9月27日 (火)

個人的読書メモ

『生命の意味論』(多田富雄/新潮社)
刊行当時、結構話題になったと記憶している。で、そのころ買って、ずーっと積ん読してあった本。最初のほうに読みかけた形跡があったが、結果的には、今読んだほうがよかったように思う。ここ数年の読書による知識その他、内容を理解するのに非常に助けになった。
「超(スーパー)システム」の考え方は、おもしろい。言語や文化にまで敷衍しようとするとやや強引な印象もなくはないが、しかし、もしかしたらそうかも?という気もしないでもない。
しかし、なにはともあれ、生物ってすごい、というのが一番の感想。精緻かつ曖昧で巧妙な仕組みが我々の体の中で当たり前のように生じているなんて、とても不思議だ。

『ぼちぼち結論』(養老孟司/中公文庫)
いつもどおり。でも、やはり考えさせられる。データ主義の項とか、私も自省してみたり……。
個人的には、この本の白眉は『昆虫採集禁止』だと思う。その次の『どうかしてる』が次点。『どうかしてる』は、「お? 養老さんがツチケン化してる(笑)」と思ってしまった。

『イタリア夢幻紀行』(松本徹/邑書林)
うーん……、著者名に惹かれて(数年前に)買ったけど、イマイチ? と当初は思ったのだが、ヴェネツィアの辺りから筆が乗ってきたのか、おもしろくなってきた。著者らしい考察や、著者の目にするものとダンテや『神曲』とのつながりといったことは、自分で旅行したのでは到底知り得ない、味わえないだろうから。
ただ、『袈裟の首』(松本徹/福武書店)のときのような、読んでいるうちに時間と空間の境界が曖昧になって幻想の迷路に入り込んでいくような展開を期待していたのだが、それは裏切られた(『袈裟の首』は名著だと思う)。

『心中への招待状 華麗なる恋愛死の世界』(小林恭二/文春新書)
なるほど。こういう見方もあるのか。これはこれでとても納得のいく説明だ。歌舞伎との対比、近松原作の問題点の指摘なども興味深かった。

『武家の棟梁の条件 中世武士を見なおす』(野口実/中公新書)
著者には主張したいことがあるのだな、というのがよく分かった。高校の日本史では聞くことのない流れや事実がていねいに解説されていて、その点は好感が持てた。
最後のまとめは……うーん、まあ、そういう見方もあるのね、といったところか。ちょっと半信半疑(尤も信じるとか信じないとかの問題ではないが)。生粋の東国人の私としては、どう反応すべきか戸惑う、という部分もある。

『日本語の作法』(外山滋比古/新潮文庫)
期待しすぎたか。この手の本は、当たり外れがある気がする。
尤もな主張をしていると感じる話題もあれば、「ええ? そう??」と思う点もあったり。
全体に、愚痴っぽいのがよろしくない(苦笑)。……いや、たまたま今の私の感性に、この愚痴っぽさが合わなかっただけかも?

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