今年最後の映画鑑賞
先日。
公開を待っていた映画『マルタのやさしい刺繍』を、シネマテークたかさきで見てきた!
さしたる根拠もなく(強いて言えば直感で)異常に高い期待を抱いていたため、その高い期待度に対する、実見しての評価は九○点というところだが、しかしそれは、要するに、十分面白かった!のだ。
スイスの田舎の景色は美しく、しかしそこに流れる人間模様はただ美しいだけではなく。
ウィットに何度もくすくす笑いつつ、パイ生地のように薄い層が重なって構成されている脚本によってぐいぐい話に引っ張られて。(物語がリアルから少し浮いている、その程度もドンピシャ!)
俳優さんたちもみんな演技達者。
出てくる食べものもおいしそう。
きれいな布地やフリルやレース、個人的に大好き!
お祭りの日にみんなが着ていた民族衣装も珍しい。
ときに涙ぐんで。
応援して。
イライラして。
溜飲を下げて。
喝采を送って……。
こうして思い出すと、いくつかのシーンが、じんと、まざまざと、脳裡によみがえってくる。
私の一番のお気に入り登場人物はリージ(どうでもよいが、“リジィ”という表記のほうが実際の発音に近いような気がした)。
何だか、ああいう女性は、大好きだ。
映画のラスト近くで、彼女の刺繍した文字がパッと大写しにされるところでは、グッときた。
あと、かたき役であるフリッツの、年若い娘(美人/笑)がガバッと洋服を脱いで、ランウエーを歩くランジェリーショーのモデルさながらにお祭りのステージを闊歩するシーン!
あそこ、よかった!
久々に面白い映画を見た、と思った。











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