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2011年9月27日 (火)

個人的読書メモ

『生命の意味論』(多田富雄/新潮社)
刊行当時、結構話題になったと記憶している。で、そのころ買って、ずーっと積ん読してあった本。最初のほうに読みかけた形跡があったが、結果的には、今読んだほうがよかったように思う。ここ数年の読書による知識その他、内容を理解するのに非常に助けになった。
「超(スーパー)システム」の考え方は、おもしろい。言語や文化にまで敷衍しようとするとやや強引な印象もなくはないが、しかし、もしかしたらそうかも?という気もしないでもない。
しかし、なにはともあれ、生物ってすごい、というのが一番の感想。精緻かつ曖昧で巧妙な仕組みが我々の体の中で当たり前のように生じているなんて、とても不思議だ。

『ぼちぼち結論』(養老孟司/中公文庫)
いつもどおり。でも、やはり考えさせられる。データ主義の項とか、私も自省してみたり……。
個人的には、この本の白眉は『昆虫採集禁止』だと思う。その次の『どうかしてる』が次点。『どうかしてる』は、「お? 養老さんがツチケン化してる(笑)」と思ってしまった。

『イタリア夢幻紀行』(松本徹/邑書林)
うーん……、著者名に惹かれて(数年前に)買ったけど、イマイチ? と当初は思ったのだが、ヴェネツィアの辺りから筆が乗ってきたのか、おもしろくなってきた。著者らしい考察や、著者の目にするものとダンテや『神曲』とのつながりといったことは、自分で旅行したのでは到底知り得ない、味わえないだろうから。
ただ、『袈裟の首』(松本徹/福武書店)のときのような、読んでいるうちに時間と空間の境界が曖昧になって幻想の迷路に入り込んでいくような展開を期待していたのだが、それは裏切られた(『袈裟の首』は名著だと思う)。

『心中への招待状 華麗なる恋愛死の世界』(小林恭二/文春新書)
なるほど。こういう見方もあるのか。これはこれでとても納得のいく説明だ。歌舞伎との対比、近松原作の問題点の指摘なども興味深かった。

『武家の棟梁の条件 中世武士を見なおす』(野口実/中公新書)
著者には主張したいことがあるのだな、というのがよく分かった。高校の日本史では聞くことのない流れや事実がていねいに解説されていて、その点は好感が持てた。
最後のまとめは……うーん、まあ、そういう見方もあるのね、といったところか。ちょっと半信半疑(尤も信じるとか信じないとかの問題ではないが)。生粋の東国人の私としては、どう反応すべきか戸惑う、という部分もある。

『日本語の作法』(外山滋比古/新潮文庫)
期待しすぎたか。この手の本は、当たり外れがある気がする。
尤もな主張をしていると感じる話題もあれば、「ええ? そう??」と思う点もあったり。
全体に、愚痴っぽいのがよろしくない(苦笑)。……いや、たまたま今の私の感性に、この愚痴っぽさが合わなかっただけかも?

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2011年9月13日 (火)

期待を裏切らない

うーむむむ。
天王山の対ヤクルト直接対決で三タテ食らう阪神……。
なんて期待を裏切らないチームなんだ。
長年のファンだから、こうなっても心は穏やかだが。
しかし、呆れていないと言えば、やはりうそになる。
たまには期待を裏切ってくれたっていいのに。

……なんていとおしい。(←病気)

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