2007年10月19日 (金)

運命の上路越え

Okujouoku先日、久々に東京へ行ってきた。
何をしに行ったかと言えば、まあ、お能を見にいったのだが。

演目は「山姥」。初めて見る曲だ。
小書きは「白頭」。

大好きな能楽師さんがシテを務めたのだが、予想を超える充実ぶりで、驚くとともに感動した。
もともと気品と迫力が同居しているような女性の役がはまり役だなあと思っていたのだが、その、彼の人らしい部分が今回の山姥においてもバッチリ生きていた。
難しい役だと思うのだが、それこそ山姥の住むような深山の如き奥深さを見事に体現していて、観客に簡単に分かったふりをさせない力のある舞台だった。(お蔭で私など、あれを見て以来いろいろぐるぐる考えてしまっている……)
ご本人は決して大柄な方ではないのに、舞台上の山姥は非常に大きく見えた。面(おもて)も今回、よいものをかけていたという話だが、面自体の力もあってか、謡の文言どおり本当に目が星のように輝いて見えたのだ。すごい!
(思うに、去年あたりから、何を演じてもこの方の演技は感動的にすばらしいのだが、もしかして、彼の中で今が最高の時期だったりするのだろうか? そういうところに私は居合わせているのだろうか?)

狂言と能の前に、能に造詣の深い歌人の馬場あき子さんによる『山姥』の解説があったのだが、これもじつに出色の出来。さすがにあの『鬼の研究』(ちくま文庫)を書いた人だけのことはある。(余談だが、『鬼の研究』は、私の個人的な読書歴の中でもかなり重要な位置を占めていたりする)
「本物の山姥に出会ってしまった百萬山姥は、その後どんな気持ちで善光寺へ参詣したのでしょうか?」という馬場さんの問いかけの答えを、私はきょうもまだ考えつづけている。
いったい、百萬山姥は、都に戻って、また山めぐりの舞を舞えたのだろうか……?
舞えるとしたら、彼女はどんな人物なのか。何をどう考えたのか。
舞えなかったとしたら、彼女はその後何を舞うのだろうか。何も舞えなくなってしまうのだろうか。
幾通りもの後日談が考えられそうで、妄想癖のある私にはありがたい材料と言えばそうなのだが。
しかし、どうにもこうにも。
……。

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2007年10月17日 (水)

素朴な疑問

Sky101320071コンビニエンスストアで杏仁デザートを買ってきた。
食べながら、ふと「品名」のところを見たら「洋生菓子」と書いてあった。

え、杏仁豆腐って洋菓子??

まあ、和菓子でないことは確かだが、和菓子でないとイコール洋菓子に分類されるというのがルールなのだろうか?
それとも、本物の杏仁豆腐とは違う製法の、あくまでも“杏仁デザート”だから洋菓子扱い、ということなのだろうか?

よく分からない。

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2007年10月13日 (土)

メタで疲労

Yaecasagao日中うたた寝していて、夢を見た。

夢の中の自分は、なにやら必死で書き途中の小説(今現実に書いているものではなく、夢の中で自分が書いている設定らしい別の小説)の展開について悩んでいた。
ああでもないこうでもないと考えているうちに、あるシーンのとってもいい表現と流れを思いついて、急いでシャーペンを握って、思いついたフレーズと展開を紙にメモしていた。
メモしているのは、ある登場人物の顔を見て、その造作について別の登場人物がレトリックで語る、という部分なのだが、それが、作中に架空の物語(神話の一エピソードのようなもの)を作り、その物語をベースにした比喩で語るという手の込んだ(と言うか、回りくどいと言うか)もので。
要するに、うたた寝して夢を見ている自分がいて、夢の中の自分がいて、夢の中の自分が書いている小説があって、その小説の中に作中作として一つの挿話があって、小説の登場人物がその挿話を引きながら傍らにいる人物の容貌について語る、という、何と言うか、執拗にメタ的な夢だった。

メモを書き終えるか終えないかのあたりで目が覚めたのだが。
うたた寝で、かえってくたびれた。

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2007年10月 3日 (水)

書くものの特徴

Udon先日提出した小説仕事のプロットは、あれで通った。
ので、書き始めている。
先行きが多少不安ではあるが、何はともあれ、書いているあいだは楽しい。


ところで。
自分の既刊のラインナップを眺めていて、思った。
私の書く小説には、食べ物のエピソードや飲食のシーンがやたら出てくるような気がする……。

そう気づいて昔のことも思い返してみると、小説内に飲食に関するエピソードが多いのは、昔からだった。
今も昔も、余程私自身が飲食に執着があるのだろうか?
あまり自覚はないのだが。

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2007年9月23日 (日)

利き耳は?

Sky07sep1以前から、できれば電話を左耳で聞きたくない自分がいるとは感じていたが、きのうのExcite Bitの記事を読んで、なるほど耳にも右利きと左利きがあるからなのか、と納得。
私の場合、左でも聞けないことはないのだが、この記事を書いているライターさんと同じく、左だとやや聞きづらいし、どうも今ひとつ会話に集中できない。

Excite Bit「電話の受話器を当てるのは 右耳? 左耳?」
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091190386352.html

まあ、でも、手にも目にも足にも“利き”があるんだから、耳にもあっておかしくないよなあ。

そう言えば、利き足を初めて強く意識したのは、小学校で走り高跳びをやったときだ。助走の向きがほかの多くの人と逆だったので「あれ?」と思ったことをよく覚えている。

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2007年9月17日 (月)

センス皆無

Yuri07081ペディキュアの、一部分重ね塗りした色が気に入らなくて、塗り直し……たら、またおかしな色合わせで、もう一回落として塗り直した……。
色選びのセンスがなさ過ぎる(凹)。

……そう言えば、私は子どものころ、塗り絵がものすごく下手だった。塗っているときは自信満々なのだが、できあがったものを見ると、自分でも分かるくらい色合わせが妙だった。
大学時代にも、人物のイラストに色を塗ったら、友だちが哀れみの表情を向けて「塗る前のほうがよかったよ」と言った、ということがあった。

ううーむ、なぜなんだろう……?
ふだん、生活の中では、洋服や着物の色合わせのセンスはまずまずで、頼られたり褒められたりもするのになあ。
どうして平面はダメなんだ??

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2007年9月13日 (木)

ふと気づくと

Room最近。
たまに読む少女まんがのベタな熱血青春展開に心躍らなくなった……気がする。

心の加齢は認めたくないが、人は、経験が積み重なれば昔とは同じ状態でいられないのもまた当然であろうから。

とりあえず、事実らしきことは認めて、若い人とは別のライン上で勝負していかなくてはいけないのだろうな。
とも思う。

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2007年9月11日 (火)

自分も歩いてみた

Ykinenkan先日、伊香保へ行ってきた。
例の、自分が関わった散策イベントに、実際に参加してみるために。

観光客ルックで行って、観光客気分でまわってきた。

で、どうだったかと言うと。

こんなことを言うと手前味噌になってしまうのだが、実際、悪くなかった。
参加費は無料なのに、いろいろもらえて妙にお得感がある(笑)。
石段街周辺の、メインとなる散策コースは、あれはその存在そのものだけでもかなりのインパクトだし、久々にじっくり見学した夢二記念館もよかった。

改善点が皆無ではないと思ったが、今回の試みは、一定の完成度には達しているのではないだろうか。



*メモ*
伊香保ストーリィ散策「夢二 ゆめの小径」。九月十六日が最終日。
詳細はこちらのサイトに。
http://www.ikaho-haruna.com/index.html

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2007年9月 9日 (日)

仕上がってみると

Daikokuyamaeroji不思議なもので。
(小説仕事の)プロットを提出したときには「辻褄は確かに合っているのに、何だか物語の流れが悪いなあ……」と思っていても、実際に書いてゆくうちに自然と微修正されてきて、できあがったものはすんなりとよい流れに仕上がっている、ということがよくある。

じつに不思議だ。

……まあ、経験と修練のたまものだと思っておこう。
なけなしの自信を保っておくためにも。


あ。
関係ないが、きょうは重陽の節句か(新暦だと)。

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2007年8月24日 (金)

群馬が東京なら…

Mukuge07aug1ロボットいいなあ!と思ったので、久々にDPZの記事をご紹介。
いいな、いいな、ロボット。

DPZ 8/21「無骨なロボットイベント」
http://portal.nifty.com/2007/08/21/a/index.htm

うーん、東工大かァ……。
こういうとき(=面白そうな映画や公演や催しの会場が東京であるとき)だけ、どうして群馬は東京じゃないんだろう、と思ったりする。
そのほかのときにはあまり不満はないのだが。

東工大よりは、ある意味、こちらのほうが身近かもしれない↓。県内でも“実物”を見ることができるという点で。

DPZ 8/23「農業用モノレールに乗りたい」
http://portal.nifty.com/2007/08/23/b/

筆者の気持ち、分かる。私も以前から思っていた、農業用モノレールに乗ってみたいなァ、と。
そうか、四国にはこんなスポットがあるのか。いいなあ……。
結局は東工大よりずいぶん遠いけれど、行ってみたい。

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