2006年8月18日 (金)

祝杯はやけ酒に変身

Yubae_1世間様が盆休みだったあいだの話。

我が家へきていた親族の使い走りで、往復一〇〇キロを優に超えて車を走らせ、酒屋へいってきた。
そんな遠くまでゆくのは、その店でしか手に入らないものがあるからだ。
「ちょっと××、アンタあっち方面いくなら、ついでに直売所でトウモロコシ一〇本買ってきてよ」
「はいはい」
と、まあ、そんな感じで。

希望のものがまだ買えるか事前に確認の電話をしておいてから、はるばる酒屋へと出かけた。
道々、Cloudberry Jamなんぞ結構な音量でかけながら、一人でドライブ。これはこれで楽しい。

辿り着いた先でご主人と少しおしゃべりをして、頼まれたお酒を買って、お金を払おうとしたときに、ご主人から「三日前に限定の『魔王』が入ってきてまだ残ってるけど、持ってく?」とうれしいお言葉。
ありがたく分けていただいた。

で、帰ったその晩さっそく開けて、虎のマジック点灯を祝って乾杯……と書ければよかったのだが。
先月までは私もそういうような予定でいたのだが、虎は踏ん張りがきかずずるずると首位中日とのゲーム差がひらき、そのうえ今月十二日の直接対決で負けてドラゴンズにマジックを点灯させてやってしまったわけである。
祝杯どころではない。やけ酒だ。(『魔王』で? ……もったいない)

ちなみに。
酒屋のご主人は力強くこういっていた。
「俺みたいな生まれたときからの巨人ファンにとっては、今年のペナントレースはないことになってるから!」

……さもありなん。

お互い、来年がんばりましょう。

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2006年8月17日 (木)

図録がほしかった

Mayu絹の浴用タオルを買ったときに、パッケージに飾りとしてついていた繭(写真)。
白くて丸くてちょっと毛羽立っていて、とても愛らしい。
机の隅に置いて、ときどき眺めては愛でている。

もちろん殺蛹(繭の中のさなぎを殺すこと)してあるのだろうなーとは思いつつも、でもたまたまこれだけ処理が甘くて、そのうち繭を破ってカイコガが出てきたらどうしよう……と、手に入れてしばらくのあいだはそんなロクデモナイ想像をして楽しんだ。
が、案のとおり、白い蛾が出てくることはなかった。


繭から養蚕を連想して、今、思い出したが。

以前、某所で、養蚕にまつわる神さま(衣襲明神や猫絵など)をテーマとした企画展があったので、嬉々として出かけた。
展示を見て面白かったので、「よし、図録を買うぞ」と意気込んでミュージアムショップへいったら、売り切れていた(!)。

そんな――(いっては悪いが)地味な――展示の図録が売り切れることにも少々驚いたのだが、もしかしたら運営側は、売れないことを予想して制作部数を必要以上に少なく見積もっていたのではなかろうか。というのも、私のあとにきたお客さんも、「図録はないんですか?」と訊ねていたのだ。この状況は、需要見込みが不正確だったことの証左ではないのか(真相はわからないが)。

テーマによっては全然売れないこともある企画展の図録。部数の確定はギャンブルには違いない。
だが、通常の書籍と違って再版されることは滅多にないのだから、足りないよりは余るほうがよいのではないか、と、無責任に部外者は思うわけで。

などと、尤もらしく書いてはみたものの、結局、私のいいたいことは。
「買えなかったこの恨み、忘れないぞぅ」
……なのだろうな(苦笑)。大人げないことに。

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2006年8月14日 (月)

迫真の演技となるか

Nanbu先日、珍しく県外出張があって出かけていた父が、家族におみやげを買ってきてくれた。

南部せんべい。

好きだ、南部せんべい。
ピーナツ入りのが一番好きだ。胡麻もよいけれど。
今回は、アーモンド入りというのもあった。丸ごとのアーモンドがざくざく入っている。父はそれがめっぽうお気に召したようだが、私はピーナツのほうに軍配を上げたい。アーモンドでは、せんべいの味つけ用には大きすぎる。


おみやげといえば旅行だが。
旅行といえば、先日、友人と電話で会話していて、「冬の北陸にいってみたくない?」という話になった。

私が、「東尋坊でさ、“火サ○”ごっこしようよ」と提案すると、友人は、「犯人役は立ち位置的に危険そうだから、私は探偵役か、探偵と一緒にいる被害者の妹役でいい」というので、「じゃあ私が、海風に吹かれながら犯行動機を告白する犯人の役でいいよ」ということになった。

…………。

とりあえず、その日に備えて、告白シーンの脚本でも書いておくとするか。

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2006年8月13日 (日)

はるか昔の物語

Rotou我が家があるのは、流れの両側に何枚もの段丘面を持つ某川の、河岸段丘のうちの一つの段丘面の上なのだが。
段丘崖にできた坂道を下りながら、こういう露頭(写真)を見ると、「なるほど、この高さは以前、確かに川原だったのだ」としみじみ思う。
(少々見にくいかもしれないが、クリックで拡大して見ると、明らかに川原石とわかる大ぶりの礫(れき)の層があるのが確認できると思う)


ちなみに、我が町のあるあたりは、約一二〇〇万年前ころには海の中だったらしい。当時の地層からは、今も、海産動物の化石が出る。

そのころの海は長野県のほうへつながっていたそうだが、現在の長野県には山あいの県というイメージを抱くので、ほほう、と思う。

そういえば、海ではないが、上信国境に位置する荒船山(一四二三m)の特徴的な平らな山頂は、約八〇〇万年ほど昔にその場所に湖が存在したことによるという。かつての湖の底が、今や一千メートル超の山なんだから、大地の運動というのはじつに想像を絶する。

大体、“××万年前”という時間の長さからしてすでに、リアリティーを持って把握できる限界の向こう側である(少なくとも、私にとっては)。
それでも、地質の話というのはいつも、何となくロマンを感じ、ワクワクしながら聞いてしまうのだが……。

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2006年8月12日 (土)

念力は効くか

Casagao熱狂的な阪神ファンである北杜夫さんは、『マンボウ阪神狂時代』(新潮文庫)の中で、野球中継のさなか、阪神を応援し、相手チームの足を引っぱるために、ラジオを聴きながら、あるいはテレビ画面を見ながら、種々の表情をし妙なポーズをとってスタジアムや選手に念力を送ると書いていた。
その感覚、私には非常ーーーによく分かる。

そこまであからさまではないが、私だって、「絶対抑えてくれ!」とか「ここでヒットだ、何が何でもヒットを打て!!」とかいう場面では、必死の形相で手を合わせてラジオやテレビ画面を拝むくらいのことはする。
祈りの甲斐なく投手が打たれれば、「やっぱりそうなるよな~阪神だもんな~~」と床に突っ伏し、喉から手が出るほどほしかったタイムリーが空振りや内野ゴロに化けると、「そんなに都合よく打てるわけないよな~……」と脱力して床に転がる。
(ちなみに、ごくごくたまーに投手がうまく抑えた場合は「いよっしゃー!」と拳を突き上げて雄叫びをあげ、適時打希望のところへ本塁打が飛び出したりすると「たまにはこういうこともなくちゃね!!」と怖いくらい満面の笑みになる)


大暑どころか立秋すらすでに過ぎたが、群馬県ゆかりの俳人・村上鬼城は、かつてこう詠んだ。

  念力のゆるめば死ぬる大暑かな 


念力。
ステキな響きの言葉だ。
心引かれる営みだ。

しかしながら、どうも阪神の応援に関しては、残念ながらあまり効果はないように思う。



*メモ*
“境涯の俳人”村上鬼城について(サイト名「鬼城草庵」)
http://www.kijyou.jp/
鬼城草庵か……いったことないなあ。そんなに遠くないのに。

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2006年8月 7日 (月)

イモの葉の露で墨をする

Tsuyu1このブログの七月七日の記事でも書いたが、私にとっての七夕は、きょうだ。
ちなみに今年は、本日新暦八月七日は、旧暦の七月十四日だそうだ。やはり月遅れ七夕のほうが本来の七夕に近い。
ただ、きょうの月齢は一二・八八、月が明るいので、たとえよく晴れたとしても、星の見やすさという点では本来の旧暦七月七日には劣るだろう。

七夕といえば。
子どものころ、イモの葉にたまった朝露で墨をすって願いごとの短冊を書くのだよと祖母から教えられたが、その理由を忘れてしまった。
そうすると願いがかなうのか? それとも、どんど焼き(左義長)の火で書き初めを燃やすのと同じ効果(=習字が上達する)があるのか?

で、今ちょこっとインターネットで調べたのだが、どうもよく分からない。
七夕の日にイモの葉の露で墨をすって習字を練習すると上達するとか、そうやってすった墨で短冊に和歌や俳句を書くとそれらが上達するとか、願いごとがかなうとかいう記述もあるが、とくに理由を書かずに、イモの葉の露ですった墨で短冊を書くという風習だけを紹介している記事もある。
それをすることで何かが上達する、というのは、七夕祭りの、乞巧奠(きこうでん)としての性格に基づく伝承だろうか。

私ならば、どうせ上達するなら、シュウジはシュウジでも、修辞がよいなあ……。
もっと日本語の使い方がうまくなりたい。
理解語彙も使用語彙も増やしたい。

……嗚呼。
日本語活用の前途は茫漠として遥か。



*メモ*
乞巧奠について
http://www011.upp.so-net.ne.jp/yuusoku/anual/anual-07/Sept.html
トップはこちら(有職文化研究所)
http://www011.upp.so-net.ne.jp/yuusoku/top.html
七夕行事の歴史について
http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/ta77rekisi.htm
トップはこちら(星の神殿 ※注意:開くと音が出ます)
http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/index.htm
宮古毎日新聞のコラム「行雲流水」二〇〇六年七月七日の記事(七夕について短くまとまっている)
http://www.cosmos.ne.jp/~miyako-m/htm/kouun/060707htm.htm
トップはこちら(宮古毎日新聞)
http://www.cosmos.ne.jp/~miyako-m/htm2/info1.htm

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2006年8月 6日 (日)

投げるまねをした

Tyuta本日、第八八回全国高等学校野球選手権大会が開幕。

ということで、きょうは甲子園つながりでツタの写真をば。
本当は、もっと甲子園っぽいツタの生えているところを見つけてあったのだが、写真を撮ろう撮ろうと思っているうちに、先日行われた地区の草刈りでバッサリと(泣)。
仕方ないので、次点のツタ。



夜、カーテンを閉めようと窓の前に立ったら、ガラスの表面にくっきりと自分が映っていた。

それで、ふと思い出した。
映画『ミスター・ルーキー』(井坂聡監督)の中で、主人公が、信号待ちのとき、ビルのガラスに自分が映っているのを見て、スーツ姿のままシャドーピッチングをするシーンが、確か、あったよなあ、と。

で。
何となく私も、ガラスに対して横向きに立って(セットポジション)、片足を上げ、ボールを投げるまねをしてみたわけだが。

ア、イタタタ……。
あ~~ちょっと無理だわ、これは。思い切り上げても、上がるべきところまで足が上がらないもの。
ナガカワってば体やわらかいんだな~……。

――そう。
私は無謀にも、カープの永川投手の投球フォームをまねしようと思ったのだった。
人並みよりも体が硬いくせに。

ううむ、完敗だ。
まずはストレッチから始めよう。

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2006年8月 4日 (金)

打ち水と遠吠え

Sankaku昼間、あまりに暑いので、犬のいるスペースの周りに打ち水をしてやった。
それまで犬小屋でだらんとしていた犬は、慌ててそこから出てくると、見るからに迷惑そうな顔をして、脇にある(人間用の)物置小屋の中へ入っていった。
どうやら嫌がらせをしたと思われたらしい。
違うんだってば!


そんな、我が家の犬は、家の人間が徒歩で出かけると、必ず遠吠えする。
車で出かけるときには、しない。
真相は犬に訊いてみないと分からないが、どうやら、徒歩で出かけるのならば「この自分も連れてゆけ」ということなんじゃないかと推測している。
できればやめてほしい。近所に恥ずかしい。
犬よ。人間は、おまえの散歩以外でも徒歩で出かけることがあるのだよ。

ちなみにその遠吠えは、かなり立派なものだ。
“おすわり”のポーズで思い切り鼻面を上げ、胸から鼻先までが一直線になった――つまり、多くの人がイメージするであろう“オオカミの遠吠え姿”そのものだ。
うちの犬の前世はオオカミだったろうと思う。

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2006年8月 3日 (木)

カタクリ色

Gurajiorasu今年の春、友人とカタクリの花を見にいったときのこと。

薄日の射す中、結構な斜面につくられた遊歩道を辿りつつ花を見て、地元の人たちが運営する休憩所ではわたあめと麦茶をもらうなど、のんびりとした休日は至福の時間だった。
カタクリの可憐な花も盛り。解説のためにそこにいたおじさんに、一年や二年では花を咲かせないというカタクリの生態を説明してもらって、植物の一生も容易じゃないなあと思った。

ゆっくり歩きながら花を見ている途中、友人はふと視線を落とした。あることに気づいて、楽しそうな声で私にいった。
「ねえ、××ちゃんのスニーカー、カタクリ色だね」

私は笑顔で「本当だね」と返したものの、じつは内心かなり動揺していた。
だって、なんてかわいいんだ……!!
いつも理性的なおしゃべりをする人が、ふとした気づきによってこういう言葉を何気なく口にするのは、かなりグッとくるものがあるのだと知った。
同時に、彼女が自分の友人で、本当にうれしいと思った。すでにして満喫していた平和な休日の幸福感も三割増しだ。


――それにつけても不思議なのは。
私の婚期が遅れているのは、自分でも何となく納得できるような気もするのだが、この友人のように賢く、気だてがよく、しかもかわいらしい女性がまだ一人でいるというのは、なぜなのか。大いなる謎だ。

本当に、どうしてなのだろう?
私が男性だったら、ぜひとも結婚してほしいと思うだろうになあ。



*メモ*
カタクリは、花が咲くまでに七~八年もかかる。あんな小さな花なのに。
カタクリの生態について参考になるページ
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/89katakuri.htm
トップはこちら(「石川の植物」、管理人:本多郁夫さん)
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/index.htm
ウィキペディアの「カタクリ」の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AA

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2006年8月 1日 (火)

その店にするわけ

Kabocha地元で給油するときは、いつも同じ店に決めている。
ちなみに値段で決めているのではない。なにせ、近辺では高いほうから数えたほうが早い店の一つに数え上げられる店なのだ。(私はセルフスタンド利用派ではない)

ではなぜか。
じつは、スタッフの人たちがとても感じがよいのだ。
アルバイト・パートのスタッフは、勿論ときどきメンバーが変わるのだが、変わっても、やっぱり新しい人は感じがよい。
それは、単なるスタッフ教育の厳しさの結果として対応がよくなっているというのではなく、“人間としての”感じがよい人ばかり、という意味だ。

つまりは、オーナーの見る目がすぐれているのかな、と思う。雇う段階で、なにか、オーナーなりの選択基準があって、私はそれを心地よいと感じているのではないだろうか。
オーナーのおじさん自身も、気さくでよい人だ。


それにしても、泣けてくるのは昨今の世情。
ガソリンの値上げは勘弁してほしい……。
車がないと生活できない田舎に住んでいる人間にとっては、現状はゆゆしき事態だ。
以前のハイオクの値段よりも高いレギュラーガソリンを入れる羽目になろうとは……(涙)。

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2006年7月30日 (日)

白露のビーズ

Tsuyu7272夏の夕刻の水田は、自然の創り出す芸術そのものだ。

根から吸い上げられ導管を通って上ってきた水が、稲の葉の先に、つゆの玉をつくっている。

畔に座り込んで見つめるうちに、一つ一つのつゆの玉は、ゆっくりと体積を増し、やがてこらえきれないほどになると、重力に従ってぽろりと落ちる。
じっと耳を澄ませば、つゆが水面に落ちるかすかな音が聞こえる。
ほんの小さく、ポタン。

立って見渡せば、田んぼ一面に透明なガラスビーズをまき散らしたような、はかなくも美しい眺め。
この風景を前にしては、言葉も出ない。
弱い風が吹けば、いっせいに葉がさやさやと揺れ、ビーズはぽろぽろと落ちる。

胸に迫る時間と空間。

こんなにきれいなものが、すばらしいものが、もう存在するのだから、自分は何もしないでこれを見ていればよいのではないか、という気持ちになってくる。

遠くで、ヒグラシの声。



*メモ*
維管束系についての解説
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/1-3.html
トップはこちら(福岡教育大学・福原達人先生のページ)
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/index.html

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2006年7月29日 (土)

コーヒーかすの利用法

Chitose写真は、先日、人からいただいた加賀銘菓。
このとおり、見た目が上品で、しかも美味!! 噛み締めて、思わず言葉を失ってしまった。
さすがはもと百万石のお国柄。
石川の菓子はおいしいものが多い。



一応、仕事の窓口としてのつもりで記事を書いているこのブログで、暮らしの知恵とか家事のコツとかを紹介しだしたらおしまいという気もするが。
ちょっと感動した(大袈裟か)ので、あえて書いてみる。

プロフィールにも書いてあるが、私はコーヒーが好きだ。
で、豆を碾いてコーヒーをいれると、コーヒーかすが出る。
そのコーヒーかすを、ガス台の魚焼きグリルのにおい消しに使うと、これが効果抜群。もらったカレンダーの『今月の家事ひとくちメモ』のようなコーナーに書いてあったのを、半信半疑で試してみたのだが、使用前・使用後の違いに驚いた。

やり方は簡単。
魚焼きグリルを掃除したあと、受け皿にアルミホイルを敷いて、その上にコーヒーかすを広げて数分(~一〇分)加熱するだけ。
ほうじ茶の出がらしでも同じ効果があるそうだ。

それまでは、きちんと掃除していても、どうしても使うとにおいが出た魚焼きグリル。だが、コーヒーかすを焚くようになって、明らかににおわなくなった。すばらしい。
何でもやってみるものである。

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2006年7月28日 (金)

着物のフシギ

Isigaki暑気払いにゆくといって、母が浴衣を着ていた。

今年新調したその浴衣は、衣紋掛けにかけてあったときには、縦に流れるベージュのラインが目立って、やわらかな印象だと思ったが、いざ着てみると、地の紺色が主張して、まるで別のもののように見えた。

着物は往々にしてこういうことがある。
かけてあるのを見て「いいな」と思っても、鏡を見ながら当ててみると「ん?」と感じたり。
逆に、「これはどうかなあ……」と思いながら袖を通してみて、「おお、我ながら似合うではないか♪」ということもある。
また、洋服ならば絶対に自分には似合わないような色や柄が、着物だったら似合うこともあるので、体に当ててみないと本当に分からない。

まあ、そんなことも、着物を選ぶときの楽しさであることは間違いない。

さらには……。
一目惚れして買った帯が、案外手持ちの着物に合わなくて出番が少なかったり、反対に、ユーズドでお手頃価格だからと何となく買った帯がとても使いやすくて、いろんな着物に合わせてしょっちゅう締めていたり……って、これは単に私が買い物ベタだというだけのことか(汗)。
うう。精進せねば。

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2006年7月27日 (木)

菓子屋の謎

Kimishigure先日のサーターアンダギーらしき食べものの写真を見ていたら、ふいに、カヌレ(カヌレ・ド・ボルドー)が食べたくなった。
覚えていらっしゃるだろうか、カヌレ。
今から一〇年ほど前に大流行した、あの菓子だ。
たっぷり甘くて、独特の歯応えがあって。
私はあれが大好きだった。とくに、大学時代に下宿していた街の、駅の近くにあったパン屋のものがとても好きで、店にゆくたびに買っていた。
友人たちは「カヌレは甘すぎる。おいしいけど、一回には一つでいい」とよくいっていたが、私は三つでも四つでもいっぺんに食べられた。多分、六個くらいまではゆけたと思う(一度にそんなに買ったことはなかったが)。
ああ……、カヌレ、食べたい。


甘いものといえば。
もうだいぶ前から我が家では「我が町の不思議」として話されてきたことがある。
肉屋、八百屋、金物屋、豆腐屋、米屋……と、ほぼ壊滅状態の地元商店街にあって、なぜか菓子屋(和洋菓子店)だけが元気である、ということ。
A商店街も、B商店街も、だ。

菓子屋だけはどこも、その家の子どもたちがスムーズに跡を継ぎ(外から見る限りは。内実は知らない)、それどころか次男三男が少し離れたところに独立して別の店を出したり、跡継ぎの若夫婦主導で店を今ふうのメルヘンチックなものに改修したり、駐車場を広くして整備したりと、羽振りがよい。
もちろん、中には、商店街の衰退とともに店じまいした店もあるが、平成の時代まで生き残ったところは、その後一つもダメになっていない。

不思議だ。菓子という商品には、何か、そういうことを可能にする特徴があるのだろうか?
ほかの町でも、同様なことが起きているのであろうか?

ともあれ、不思議は不思議だが、かつて、今よりはかなりにぎわっていたころの商店街を知る者としては、菓子屋だけでも繁盛してくれているのは、せつないと同時に張り合いもある。

もちろん、私は、お使いものの菓子を買うときはなるべく地元の店を利用している。

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2006年7月26日 (水)

夕刻からの外出は

Karasuuri時間の不規則な仕事をしてはいるものの、それでもやはり、夕方から出かける、というのはちょっと特別な感じがする。
私用でも、仕事でも。
なにか、つまらない幻想があるのかも知れない。


平日の夜からのライブ(ブルースだ。渋い)に誘われた。
昼間、用足しに出た際に一度、化粧はしたが、帰宅したときにこれは落としておいた。

で。
夕方、出かける前に、もう一度きちんとメイクする。せっかくの“夕方からの外出”なんだから(と、勝手に思って)。

別に、一緒にゆくのが男性であるとかいうことではない。誘ってくださったのは、いつも仕事でお世話になっている女性だ。尤も、私はその人が人間としてとても好きだが。

化粧を終えたら、決めておいた服に着替えて。気に入りのサンダルを出して。

これで、ライブを楽しんで、食事をして、帰ってきたら阪神が勝っていれば、完璧だ。



*メモ*
写真はカラスウリの花。
カラスウリは雌雄異花(雌雄異株でもある)で、これは雄花。
日暮れどきから開き始めて、朝にはしぼんでしまうので、よく見たことがない方も多いかと思う。
下のものが開きかけの状態、開ききると上のようになる。つぼみは最初は丸いが、徐々に星形に開いてゆく。
性質といい、見た目といい、繊細で、美しく、私はこの花がとても好きだ。
外で咲いている写真でとてもきれいに撮れているのがあった。
http://homepage3.nifty.com/hatazakura/jul1.html#14
トップはこちら(サイト名「はたざくらの蔵」)
http://homepage3.nifty.com/hatazakura/index.html
こちらはウリ科について詳しく、面白い。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/uri/00_index.htm
トップはこちら(サイト名「珍獣様の博物誌」)
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/index.html
ウィキペディアの「カラスウリ」の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%83%AA

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2006年7月24日 (月)

聞き耳頭巾がほしい

Hozukiaka我が家の犬は、宅配便の集配車を非常に気にする。
散歩の途中、宅配便の集配車に出会うたびに、激しく吠え、かかっていこうとする。……なぜ?

運送会社はどこでもよいらしい。ヤマトでも佐川でも郵政公社でも。
自動車のサイズも何でもよいようだ。軽のバンから箱形の大きなトラックまで。

分からないのは、犬が何をもって“それらが宅配便の集配車である”ことを判断しているのか、ということだ。
車の形でもサイズでも運転手でもないとしたら、一体何によって?
車体に書かれた文字が読めるわけでも、その車が何を運んでいるかが分かっているわけでもないと思うのだが。
宅配便の集配車は、何か特殊なにおいとか電波とかを出しているのだろうか?

もう一つ不思議なのは、それらの自動車が(荷物を届けるために)我が家の庭に入ってきたときには、犬は無反応である、ということ。
なぜ、うちの庭で会うときには好意的で(というか、無関心?)、公道で会うときには憎いもののように吠えるのだろう?

分からない……。

聞き耳頭巾かソロモン王の指輪が、心からほしいと思う。

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2006年7月23日 (日)

悪くない一日

Aoimi最近、@niftyの「デイリーポータルZ」がお気に入りだ。
とくに毒にも薬にもならないが、三日に一記事くらい、非常にうけるものがある。
近いところだと、雑に描かれた(?)日本地図を見て楽しむ話(7/14)だとか、ポロのマークを実写にしてポロシャツを作る話(7/20)だとか、自宅に記者会見場を作る話(7/20)だとか。
真面目なナンセンスや腹の足しにもならないような努力が好きな方にはおすすめのコーナーだ。
http://portal.nifty.com/


さて。

過日、少々遠出したときのこと。
電車で座って本を読んでいたら、隣に座っていた親子連れの、子どもが飲んでいた水のペットボトルが落ちて、私の脚を濡らすというささやかな事件があった。
まあ、ただの水だったし(ボ○ヴィックだった気がする)、たまたまパンツスタイルだったし、読んでいた本にもかからなかったし、子どもの両親も申し訳なさそうに謝ってくれたから、気にしない気にしない。

……だが。
もし、こぼされたのがコーラで、着ていたのが(この日、当初着ていこうと思っていたが、朝起きたら存外に涼しかったのでやめたところの)新しい白いスカートで、本まで被害に遭っていたら、謝られても納得できなかったかも知れない(苦笑)。
たとえそうであってもその場で文句をいったりなどという真似はしないが(きっと私は、ちょっと困った顔で笑って「大丈夫ですよー」と心にもないことをいうだろう)、かなり長期間にわたって忘れずに恨みつづけることはほぼ間違いない(心が狭くて申し訳ないが)。

つまり、逆に考えれば、そういうことにならないで済んだこの日は、とっても運がよかったのだ。
(あまり信じてないけど)神様、ありがとう! よい一日でした。

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2006年7月21日 (金)

詰め替え作業

Kokuto写真の怪しい物体(怪しくないか)。
母が人から三つもらってきて、「何、これ? やわらかいかりんとう?」と訊かれた。
とりあえず食べてみた。自分で名前をつけろといわれたら「黒糖ドーナツ」とつけるであろうと思った。とすると、まあ、“やわらかいかりんとう”という言い方もあながち間違ってはいないだろう。見た目もそれっぽいし。
でも、この形って、サーターアンダギー……なのだろうなあ? 多分。
ちなみに、とてもおいしかった。


ところで。

詰め替えの商品が好きだ。
省資源とかゴミ減量とか、そんなこととは特に関係なく(全くそれらを考慮しないわけではないが)、何となく、理由は判然としないが、とにかく詰め替えの商品が好きだ。
洗濯洗剤から台所用洗剤、シャンプー、トリートメント、入浴剤、ハンドソープ、ボディーソープ、インスタントコーヒーetc.、使い心地が悪くない商品ならば、できる限りつづけて詰め替え用を買いつづけることにしている。詰め替える作業をするために。

先日も、ホームセンターで、ちょうど切れたばかりだった台所用洗剤とハンドソープの詰め替え用を買ってきた。
帰宅して早速、洗面所に直行。ホームセンターの袋からハンドソープの替えを取り出し、鼻歌交じりで封を切り、洗って乾かしてあった空き容器に注ぎ入れた。

……む?

想像していたのと微妙に違うにおいと粘度に異常を感じ、慌ててパックの傾きを直立に直した。

違う! これは台所用洗剤だ。

己への呆れと、対象不明の怒りとを感じて、じっとパッケージを見つめる。
うーむ。色といい、デザインの感じといい、ハンドソープの詰め替え用と、比較的似ていた。(間違ってしまった自分を正当化しているのではなくて、本当に、結構似ていたのだ)

己のマヌケさ加減に心で涙していても仕方ないので、台所へいって、台所用洗剤の空き容器を持ってきた。

問題はひとまずこれで解決したが(ハンドソープの容器をもう一度洗って乾かさねばならなくなったことは大きな誤算だったが)、みなさん、複数ある詰め替え用の商品のパッケージデザインが似ているときには、しっかり確認して入れましょう。
って、こんなミスするのは私くらいか。

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2006年7月17日 (月)

洗濯の緊張

Okurahana家事の中では、洗濯&アイロンがけが一番好きだ。
出来はともかく、その作業と過程が好きだ。

過日、今シーズン買ったお気に入りのスカートを初めて着て、翌日、洗濯しようと思ったときのこと。

洗濯表示のタグは、じつは「ドライ」指定だったのだが、木綿一〇〇パーセントだから大丈夫じゃないかなあ、生地の見た目から考えると水で洗っても平気そうだけどなあ……としばし悩んだ末、自宅の洗濯機のドライコースで洗濯することに。
だが、もしもこの判断が誤りだった場合には、「お気に入りの新しいスカートが……!」ということになるわけで。
かなり緊張しながら洗濯を決行した。

結果。

……大丈夫だった。
ありがとうエ○ール!

うむ、なかなかよい洗い上がり。
形を整えて干したら、全く問題なくもとどおり。よかったよかった。

自宅で洗えることが分かったら、何度でも気軽に着られる。汗をかいてもすぐ洗えばよいし。
よかったよかった。

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2006年7月16日 (日)

図書館の復讐…?

Yakigashi 先日、人からいただいたお菓子が、このうえなくおいしかった。
好みにドンピシャリで、本当に美味。
美味!
ああ、生きているってステキなことだ。


さて。
買うほどではないが読んでみたい本があって、町の図書館へ出かけた。

目的とする本は、なかった。

まあ、歌集なんか入れたって回転が悪いであろうことは予想されるし、図書館には予算というものもあるのは分かっているけれど。
でもねえ、××賞をとった歌集ぐらい入れておいてほしいなあ。

と、思ったが。

これはもしかして、私が普段、「我が町の図書館なんか基本的にアテにしてない。どうしても必要な資料は隣町の大きい図書館にゆくからいい」と放言している報いだろうか。

……そうかもしれない。

反省しようかな。

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2006年7月14日 (金)

ラジオをつけよう

Youshu午後、銀行へゆこうと思って家を出たのに、本屋で『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)なんぞ立ち読みしていたら、窓口が閉まる時間を過ぎていた……。
何のために出かけたんだか。バカめ、私。

それはともかく、きょうも野球中継が始まるな。そろそろラジオでもつけよう。

……そういえば。
数年前、『五五』のナンバーの入った服を着ていたら、「松井のファンなの?」と訊ねられたことがあった。
私が「背番号五五はキダゴウです」と答えたら、その人は「…………誰?」。

まあ、いいんだけど。



ところで、きょう、愛知万博・長久手会場跡に「愛・地球博記念公園」(愛称モリコロパーク)が整備されたというニュースをネットで見たが。
記事についていた写真が……快晴の空の下、関係者を従えてポーズをとる二体の着ぐるみマスコット。

……暑い……。

見ているこっちが暑い。
中の人も、かわいそうに。



*メモ*
写真はヨウシュヤマゴボウ(帰化植物、有毒植物)の花。
七〇年代の服の柄みたいでとてもかわいい。
子どものころ、こんなような柄の、サイケな色づかいの服を、着せられていた気がする。
ヨウシュヤマゴボウについて
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/phytolaccaceae/yousyuyama/yousyuyama.htm
トップはこちら(岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科植物生態研究室のサイト)
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/index.html
もう一つ、有毒植物としての観点から(「写真で見る家畜の有毒植物と中毒」、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 安全性研究チーム)(「目次」の中の「植物一覧」から「ヨウシュヤマゴボウ」へ)
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/poisoning/plants/index.html
こちらは在来種のヤマゴボウについてのページ。興味深い。在来種は我が家の近辺では見ないが、見てみたいものだ。
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/63yamagobou.htm
トップはこちら(サイト名「石川の植物」、管理人:本多郁夫さん)
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/top.htm

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2006年7月13日 (木)

桑の葉のおとうふ

Nozenkazura先日、知り合いのお豆腐屋さんに豆腐を買いにいった。
ここの豆腐は、おからが全く出ない作り方で作られていて、ものすごく濃い豆の味がして、とにかく美味。
ときどき無性に食べたくなるのだが、自宅からはやや距離があるため、今回久しぶりの訪問になってしまった。

ご主人は多趣味多才の人で、お話がとても楽しい。小さなざるで出される盛り合わせのお豆腐をその場でいただきながら、つい話し込んでしまった。

今までもあった、絹、木綿、胡麻の豆腐のほかに、今回は「桑の葉」というのがあった。登場したのは、もう、しばらく前だそう。
桑の葉豆腐は、淡い緑色が目にも涼しい、とてもきれいな豆腐だった。桑の葉らしい味(?)がするのかと思いきや、冷えているときは、ほとんど感じられない。喉を通ったあとにほんのりと、そうかなと思えばそうかなと思うほどの香りがする程度。ぬるくなってくると多少青臭さを感じるが、これは好きずきだろう。私は好感を持った。

もともと本県は、明治以降戦後しばらくまで、養蚕で栄えた歴史がある。なので、絹とか桑とか蚕とかにはなじみが深いうえ、近年、県が中心となって行っている、旧官営富岡製糸場の世界遺産登録推進運動もあって、養蚕関連の文化や産業等が見直されてきているところだ。

尤も、そんなことは桑の葉豆腐のおいしさには無関係だが。

とまれ、おいしいお豆腐を想像して唾がわいてきた方は、ぜひ一度、お店のサイトから通販を。試して損はなし。
ちなみに、この日、私が買って帰ったのは、木綿と胡麻と桑の葉。同行していた友人は、絹と胡麻だった。



*メモ*
伊香保段々豆腐(山本作右衛門商店)のサイト
http://www.ikaho-dandan.com/
ついでに旧官営富岡製糸場に関連して、県の世界遺産推進室サイト。月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始以外は毎日見学できるようだ(残念ながら外観だけだが)。
http://www.pref.gunma.jp/seisaku/tomioka/indexf.htm
一応、群馬県の公式サイトトップはこちら
http://www.pref.gunma.jp/

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2006年7月12日 (水)

愛しのみそパン

Akaみそパンが好きだ。

今でこそ、どんな店でも見かける商品となったみそパンだが、その元祖は群馬県沼田市の「フリアン」(正式には「フリアンパン洋菓子店」、前身は「ベニヤ製菓」)だといわれている。
(そもそもみそパンは、他県でもポピュラーな食べ物なのだろうか? 地元では、コンビニでも見かけるが……)

群馬名物「焼きまんじゅう」(地域によっては「みそまんじゅう」ともいう。他県の人にはけなされることも少なくない食べ物だが、県民には焼きまんじゅう好きは多い。私も大好きだ)の“みそだれ”は、香ばしくて甘い。それをソフトフランスパン(基本的には。コッペパンなどの場合もある)に挟もうというのが、みそパンの発想のもともとだ。
比較的単純な食べ物なので、店によって味が違う。
フリアンのみそパンは、“みそ”の隠し味に地元産蜂蜜を使い、職人がじっくりと手作業でかきまぜるなど、素材と工程を重視しているという。ファンも多い。私も好きだ。

悲しいかな、実際には、(主に県外の人から)みそパンに対し「理解不能な食べ物だ」「別においしくない」などの感想も聞いてしまったことがあるが(苦笑)。
ともあれ私は、入った店にみそパンが並んでいたら、一つ買ってみることにしている。



ところで、このweblog「犬の話など」の中には、偶然、パン関連の記事が繰り返し登場しているが。
それは、我が県が伝統的に粉食文化の下にある土地柄だからだろうか。……って、あまり関係ないか。

でも、麦の粉の食品を好む傾向は、二十一世紀を生きる私の中にも脈々と受け継がれて(?)いるらしく、ヤキモチ(おやき)だのすいとん(つみっこ)だのホットケーキだのお好み焼きだのパンだのおきりこみだのうどんだの焼きまんじゅうだのパスタだの、とにかく麦の粉で作るものを食べている限りは、わりあい機嫌よくしていられるのだったりする。



*メモ*
フリアンパン洋菓子店のホームページ。みそパンの写真もある。
http://www.friand.co.jp/index.html

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2006年7月 8日 (土)

気が利く鳥

Monokuu 河岸段丘の段丘崖を下りる道を、犬を連れて歩く。てくてく歩く。
遠く、上空からトビの声が聞こえる。振り仰ぐが、姿は見えない。
耳を澄ましてそれを聞きながら、ふと思い出した。

そういえば、以前、仕事で野鳥の会の方にお会いしたとき、面白いことを話されていたなあ、と。

その方は、あるとき、野鳥の会の仲間から、チョウゲンボウのつがいが営巣しているところを見つけたと知らされて、数人で写真を撮りにいったのだそうだ。
撮影機材を背負って、巣があるというある川の川原に出かけた。
人々は、「生き物だから、おれたちが撮影にきたからって出てきてくれるわけでもないし、気長に待とう」といい合いながら、撮影の準備をした。

ところが、準備が済んだのを見計らったように、チョウゲンボウは姿を現した。
しかも、会の人たちが集まっている岸からほど近い川面の上でホバリングし、まるで「さあ、撮れ」といわんばかりのありさま。
急いでカメラを向けて、シャッターを切った。

しばらくすると、チョウゲンボウは飛び去った。が、またすぐにやってきて、撮影しやすい位置でホバリングしてみせる。

そんなことを数回繰り返し、この日の撮影は予想だにしなかったほどスムーズにいったという。

「偶然なんだろうけど、あのときは面白かったねえ。この鳥はモデル気取りなのかな、と思ったよ」と、話してくださった方は笑っていらした。
鳥の中にも、気の利く者があるらしい。



*メモ*
チョウゲンボウって、こんな鳥。ホバリングは習性だそうだ。
「Yahoo!きっず図鑑」から、チョウゲンボウのページ。
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/birds/card/0144.html
きっず図鑑のトップはこちら
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/index.html
こちらのページは興味深い観察記録。写真も豊富で、見ていて楽しい。
http://www10.plala.or.jp/t-hirano/1605tyougenbou.htm
トップはこちら(サイト名「遠州屋薬局 随筆集」、管理人:平野正さん)
http://www10.plala.or.jp/t-hirano/index.htm

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2006年7月 7日 (金)

クリーニング屋にて

Matsubabotan きょうは七夕……ではない。と思いたい。
我が家のへんでは、もともと旧暦に近いほう、すなわち八月七日に七夕をやっていたのだ。私の子どものころまでは。
でも、きっと、今の子どもたちはそんなこと知らないのだろうな。



ところで。

もうしばらく前のことだが、母が、父の背広をクリーニングに出すついでに、私の春コートを一緒に持っていってくれた。
今年の春の最初に、しばしばお世話になっているセレクトショップで買った、あざやかなサファイアブルーの花柄のコートだ。とても気に入って、随分着た。

で。
クリーニング屋のカウンターで、母が袋から取り出したそのコートを見た途端、母と顔なじみの女性店員(歳は私よりいくつか上らしい)は、いったという。

「誰が着るんですかコレ!?」

…………。

私だ。
文句があるか。

いいじゃないか、別に。たまに少々派手めなものを着たって、誰に迷惑かけるわけでもなし。
ねえ?

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2006年7月 5日 (水)

ぶどうパンの歌

Aokaki このあいだ、ぶどうパンを食べていたら、幼稚園のころに通っていたオルガン教室で習ったぶどうパンの歌を思い出してしまった。
あの歌は今でも存在するのだろうかと気になって、ためしにネットで検索。

おお、ヒットした!

このブログ↓の、二〇〇六年四月十五日「ameen's oven その6」という記事の中に、まさしく。
http://breadbread.exblog.jp/tags/ameen's+ov/

記憶にあるのと、歌詞が一致。
それに、そうだそうだ、私の通っていたオルガン教室も、ヤマハの教室だった。
当時、実際にぶどうパンが大好きだった妹が、うれしそうにこの歌を歌っていたっけなあ(遠い目)。

……でも、もしかして、このブログの筆者の方、私と同年代だったりして。
そうなると、「あの歌は今でも存在するのか」という疑問に対する答えとしては、微妙だ。「覚えている人の記憶の中には今でも存在する」なのか、あるいは、ネットでの検索結果にかかわらず「現在でも日本のどこかで子どもたちによって歌われている」なのか。

というわけで、検索ワードを替えて再び検索。今度のほうが多くヒットしてきた(といっても大した数じゃないが)。
で、一つ一つチェック。そうしたら、こんなブログが。
http://blog.so-net.ne.jp/Mimiko/archive/c70782

ふむふむ、筆者のお子さんが、音楽教室で習っている、と。記事の日付は二〇〇五年四月二十五日。
ということは。

解決。
ぶどうパンの歌は、現役です。
しかも、タイトルまで分かってしまった。「だいすきなパン」だそうだ。いわれて、記憶の隅をせっせと掘り起こしてみれば、そうだ、確かにそんなタイトルだった。

ああ、すっきり。



*メモ*
上述のブログのトップはこちら(ブログ名「ぱんくい」、管理人:bread-breadさん)
http://breadbread.exblog.jp/
もう一つ、文中で紹介したブログのトップはこちら(ブログ名「普通のまいにち」、管理人:Mimikoさん)
http://blog.so-net.ne.jp/Mimiko/ 
ここにも、ぶどうパンの歌のことが(3/5の記事)
http://satyco.tblog.jp/?month=200603
トップはこちら(ブログ名「&s@cHi.com」、管理人:satycoさん)。あ、この方、阪神ファンだ♪
http://satyco.tblog.jp/

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2006年7月 4日 (火)

新しい遊び

Sanpo昼間。
犬が暑さでへばっている。
日陰で、首の下から腹にかけてをぺたりと地面につけて敷き皮のような格好になってみたり、前脚と後ろ脚をそれぞれ揃えて横向きに投げ出して死んだように眠ってみたり。

気持ちは分かる。
私もへばりたい。暑い。


ところで、雨の日の犬の散歩はどうしているかというと。
小雨ならば、距離を短くして、ゆく。
しかし、ザーザーと音をたてて降っている日などには、さすがに無理だ。うちの犬はカッパなど着てくれない(ちなみに、当然ながら、犬用の服など大人しく着てくれるはずもない)。

というわけで、雨の日の犬はちょっとかわいそうなので、車庫から車を出して、車庫の中で少し遊ばせてやることがしばしばある。

先日、そうやって犬と遊んでいたときのこと。
車庫の隅に、空になった、二八〇ミリリットルのお茶のペットボトルが置いてあった。あとで洗ってリサイクルに出そうと思って置いてあったものだ。
犬は目敏くそれに気づいた。くわえて運ぶにはぎりぎりのサイズの容器を、やっとのことでくわえて、車庫の中ほどまで持ってきた。
そこで、くわえているのが大変になったのか、口の力をゆるめたら、容器は落ちて、コンクリートの床でわずかに跳ねて、転がった。

犬の様子が一変した。

狩猟モードのスイッチが入り、軽快なフットワークと素早い動きでペットボトルを追いかける。
だが、筒型の容器はつるつるするうえ、絶妙な直径のために簡単にくわえるわけにはゆかない。くわえようとするとするりと逃げる。
前脚で押さえると、コンクリートの床ですべって、また逃げる。
くわえようと思って駆け寄り、勢い余って鼻先が容器にぶつかると、容器は犬をバカにしたように転がって逃げる。

こうなると、もう、犬は夢中(笑)。

面白いので、私も、ようやく犬が捕まえた容器を取り上げてまた投げたり、犬がくわえ損なってころころ転がってきた容器を蹴ったりした。犬は真剣にそれを追いかける。
コンクリートの床と容器がぶつかると、カシカシと音がするのも犬の気を引くようだ。

いやはや、可笑しかった。

遊びの最後に「はい、きょうはもう終わりね」とペットボトルを取り上げたら、犬は恨めしそうな目でじっと容器を見つめていた。


こうして、雨の日の新しい遊びを発見。
また散歩にゆけない日があったら、ペットボトルで遊ぼう。

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2006年7月 3日 (月)

雪に吹きなす花の松風

Kazura 過日、久しぶりにお能を見にいった。
学生時代は、とにかく一つでも多くの曲が見たくて、安いチケットを買ってはしょっちゅうふらふらと見に出かけていたが(東京にいたので、交通面であまり苦労せずにいろいろなものが見られたというのもある)、最近では年に一~二回がよいところだ。

思い返せば今までに、ものすごく印象が強烈で忘れられない――すなわち“感動した”――公演というのが、ほんのいくつかある。
例えば、Y会館で見た、能「隅田川」。Sホールで見た、能「安達原」。H能舞台で見た、狂言「昆布売」。
こういうのは、演者までしっかりと覚えているし、見ていたときの自分の中の感覚(そのときの感覚そのものではないだろうが、そのときの感覚を整理して記憶したもの)まで鮮明によみがえらせることができる。あるいは、終演後に建物を出た際にかいだ表の空気のにおいとか、同行者があるときには同行者の発言まで覚えていたりする。

おそらくは、そのときの自分の状態(体調や気分)や、演目、演者(才能、演目に対する得手不得手、その日の体調など含め)その他諸々の相互作用で、たまたまそういうことが生じるのであろうと考えるのだが。
そうやって、いろいろなものが合致したときに感じる、半ば酩酊感のような感覚は、得ようと思って得られるものではないだけに、またああいうのを感じたいものだなあと思う。
そして、いつも、今回はその感覚に出会えるだろうか、と少しばかり期待しながら、会場に足を運ぶのだが。
当然ながら、そう簡単には望みは叶えられない。

でも今回は、一番のお目当てだった能楽師さんの声が、いつになく張りがあってよく響いていたので、もうそれだけでたっぷりと幸せだった。聞き惚れた(本当に、この方は美声!)。そのうえ、部分的には、かなり酩酊感に近いものにひたれたところもあったし。
第一、演目の組み合わせも(個人的には)よく、ほかにもいろいろと小さな見どころがあって、かなりお得感のある公演だった♪(←貧乏性発言?)



*メモ*
写真はテイカカズラ……だと思うのだが。自信がない。
テイカカズラの出てくる能「定家」も好きだ。
そこに描かれる、世間に喜ばれぬ定家と式子内親王の恋の様子は哀れで、胸が締めつけられる。そのうえで、結局は定家の恋の妄執が解けぬ結末といい、内親王の墓に蔓(かずら)が再び絡んでゆくラストシーンの視覚的なところといい、じつに私好みの一番だ。
尤も、能だからよいのかも知れないが。もし、同じような展開を現代小説でやられたら……。

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2006年7月 1日 (土)

メロンパン雑感

Meronpan かつて、「チョコチップメロンパン」なるものを初めて目にしたとき、「世の中には面妖な食べ物があるなあ」と思ったが、結局はすぐに慣れてしまうものだ。

そんな私の、近年のお気に入りは、近所のパン屋の「メープルメロンパン」(写真)。メロンパンの中に、メープルシロップがたっぷり入っている。ごってり甘いものどうしの組み合わせでブラボー。


ところで。
小学生のころ、給食で出るメロンパンがあまり好きではなかった。
給食のメロンパンは、大きいくせに、上のクッキー生地部分がちょっとしかなくて、あとは、飲み物がないとのどにつかえるような、どうすればこういうものが作れるのかと首を傾げたくなるほどにパサパサの本体ばかりで、食べるたびに気が滅入った。


最近は、中身がメロンの果肉色(淡い橙)だったり、本物のメロン果汁入りだったりするメロンパンもあるが、私にいわせれば、そんなことはどうでもよい。
メロンパンのキモは上のクッキー生地部分だ。あの部分の割合が大きく、かつ十分に甘くおいしければ、メロンパンとして成立している。(←独断と偏見)

人がメロンパンを食べているのを見ると、思わず「上のクッキー生地部分だけください」といいたくなる。
……大人だからいわないけど。



*メモ*
こんなサイトがあった。
「メロンパンの研究」
http://home.att.ne.jp/zeta/sano/melon/melon.htm

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2006年6月30日 (金)

類似商品への見解の例

Jagaimo 先日、出先で受け取った母からのケイタイメールに絵文字が使ってあって、驚いた。
いつの間にそんなワザを覚えたのだろう。最初は、メールの使い方からして、私に何度も訊いていたのに。


そんな母は、しばらく以前、スーパーで「蒟●畑」と、その類似商品を買ってきた。後者のほうが安かったようで、そちらだけは味違いで二袋あった。
そして彼女は、類似商品のほうを先に開けた。

翌日、母が私に向かっていうには、「やっぱり本物は違うんだねえ。きのう開けたの、なんかふにゃふにゃして歯応えがないし、ふたを開けると汁が飛び散ってそのへん汚すし、味も妙に甘くて今イチだった」。

……まあ、基本的には同感だが(その類似商品は、私も食べてみた)。
そんなに真剣な顔でいわれると、ちょっと可笑しい。

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2006年6月28日 (水)

三か月後の予定

Kyaraban 十月に行われる某公演のチケットを買いにいった。

三か月以上も先の催しのチケットを買いにゆくなんて、自分はその日まで生きている気満々なのだな、我ながら図々しいものだ……とつくづく思いながら購入手続きに臨んだのだが、すでにして見易い席はあらかた売れていた(今月に入ってから発売になったチケットなのに)。
私よりも図々しい人は世の中にたくさんいるらしい。


帰りに、大好きな喫茶店に寄った(写真)。
前回いったときに、アフリカのほうから新しいコーヒー豆が入るという話を聞いていたので、ご主人がネルドリップしてくれるおいしい一杯を飲みたかったのだが、雲行きが怪しくなりつつあったので、今回は断念(洗濯物を出しっ放しで出かけてきてしまっていたのだ)。
カウンターに座って、奥様の出してくれた冷たい水でひと息つきながら、新しく入った数種類の豆の特徴を聞いて、結局、新しい豆のうち二種類と、いつものグァテマラ(この店のグァテマラは本当においしい!)とをそれぞれ豆でもらってきた。
これを、我が家にある年代物の手動ミルでガリガリ碾いて、飲むのだ。
ご主人がいれてくれるものには遠く及ばないものの、この店の豆を使うだけで、私がいれても、そのへんの喫茶店よりずっとおいしいコーヒーが飲める。とてもありがたい。おいしくてうれしい。

十月の公演の日も、帰りに寄っておいしいコーヒーを飲もうかな。
という考えが浮かんだところを見ると、私はやっぱり、当然のごとく三か月後まで生きているつもりがあるようだ。本当に図々しい。



*メモ*
喫茶店の名は「きゃらばん」。コーヒー好きのあいだでは知る人も多い店。
お店のホームページ↓
http://www.caravan1976.com/
各産地の多彩な自家焙煎コーヒー豆や、ご主人お手製のネルのドリッパーなども通販できるので、コーヒー党の方はゼヒ一度おためしあれ。

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2006年6月27日 (火)

抑止装置

Souchi 写真は、某文化施設のロビーで撮ったもの。

館内放送で「公演中は携帯電話の電源をお切りください」なんて呼びかけるよりも有無をいわさず使えなくしてしまうほうが早いんじゃないか、そういうのは技術的には可能なんじゃないか、と以前から思っていたのだが、やはりあったんだ、携帯電話抑止装置。
(しかし、「マナーモードにせよ。そのうえで電源を切れ」という館内放送もしていた。マナーモードにしないと、ケイタイを開けただけで音がしたり、あるいは電源が入っていると、ホール内の明るさによっては待ち受け画面の光が気になったりするからだろうか)

公演開始十五分前くらいのときに待ち受け画面でアンテナマークを確認したら、まだケイタイは使えるようだった。が、開始五分前のベルを聞いたあとで再度見てみたら、見事圏外になっていた。このあいだに抑止装置のスイッチが入ったのだと思われる。

近年では、ホール等での催しに集まってくる人々も携帯電話が鳴らないように気をつけてはいるようだが、たくさん人がいると一人や二人は電源を切り忘れる人が出てしまうものだ。催しが平日の夜で、集まってきた人たちが会社帰りだったりすると特に。
なので、この携帯電話抑止装置なるものは意味があると思うし、客席の明かりが落ちたらその後は舞台やイベントに没入していたい私としては、正直いってありがたい。

しかし、ちょっと名前が仰々しいか? 「抑止」という言葉は、わりと“強い”印象を受ける。ためしに辞書をひいたら(岩波の国語辞典、第五版)、選りに選って「核抑止戦略」という用例が出てきた。
うーん……、「無力化」とかはどうだろうか。携帯電話無力化装置……、これはこれで嫌みったらしいな(苦笑)。音数も増えてしまった。
同じ音数なら、まだ「無用化」のほうがましか。携帯電話無用化装置。このへんだと、ソフトで(ちょっとからかわれている感じもするが)、まあまあの納得感ではないだろうか(そうか?)。



*メモ*
「携帯電話抑止装置」で検索をかけてみたら、複数の会社でそういったものを製造・販売しているらしい。
例えば、文化施設における導入実績一覧が載っている株式会社マクロスジャパン。(トップページ)
http://www.macros.co.jp/index.html
また、抑止装置を設置できないという事例もあるらしい。(Information:ザ・フェニックスホールと携帯電話/二〇〇四年「グスタフ・レオンハルト チェンバロリサイタル」公演に関して)
http://www.remus.dti.ne.jp/~phx-hall/info/information.html
トップはこちら(ザ・フェニックスホール)
http://www.remus.dti.ne.jp/~phx-hall/index.html
そして、抑止装置の設置には無線局の免許が要るそうだ。(総務省関東総合通信局:携帯電話等の通信抑止装置について)
http://www.kanto-bt.go.jp/re/info/yokusi/index.html
トップはこちら
http://www.kanto-bt.go.jp/index.html

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2006年6月24日 (土)

恐妻≒愛妻なのか

Jagahana 数日前、妙なニュースを読んだ。
群馬県嬬恋村で、今年九月に、「キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ」、略して「キャベチュー」というイベントが予定されているという。
…………。

ま、それはそれとして。

かつて、某駅のロータリーのまん中には、「恐妻碑」なるものが立っていた(その後、構内整備で移動された)。
その土地にゆかりの新聞人が恐妻家として知られていたからだということで、碑には確か、「恐妻とは愛妻のいわれなり」と刻まれていたはずだ。

ふーむ。
「恐妻とは愛妻のいわれなり」か。

その言葉の真偽、あるいは説得力の大きさは、私には分からない。
この先も、“妻”を持つ可能性はほぼゼロなので、きっと分からないままなんだろうと思う。(何かしらの推測をつけることはできるかも知れないが)
身のまわりの既婚男性に訊いてまわったら……いやがられるかな(笑)。



*メモ*
嬬恋村愛妻家聖地委員会サイトの、「キャベチュー」お知らせのページ
http://kazeno.info/aisai/2-news/2006-09-10.htm
サイトトップはこちら
http://kazeno.info/aisai/index.htm
もしや引っかかるだろうかと思って「恐妻とは愛妻のいわれなり」で検索かけたら、本当にヒットした! というか、予想以上の数が引っかかってきて驚いた。
以下はウィキペディアの「阿部眞之助」の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E7%9C%9E%E4%B9%8B%E5%8A%A9
MSN毎日インタラクティブの「風人録」には、キャベチュー(5/21)と恐妻碑(4/30)のことが両方書かれていた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/fuujin/index.html

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2006年6月23日 (金)

アメンボの脚の数

Hebiichigo 田んぼの脇で、「アメンボって捕まえるの大変なんだよなー。水の上では自由自在だし、いざとなったら飛んで逃げるし。おまけにこっちは服に泥はねを跳ばすのはいやだし、自分が水に突っ込んだりもしたくないから動きが制限されるんだもの、勝負にならないよね。子どものころ、一匹捕らえるのにどれほど苦労したことか……」などと回想しながらぼんやりとアメンボを見ていたのだが。
……おかしい、脚が四本しかないように見える。

そんなはずあるまい、アメンボの脚は六本のはずだ、しかしあと二本はどこへ?と、目を凝らすが、スイスイ水の上を歩きまわるアメンボの残りの脚二本が、どうしても見えない。

で、家に帰ってきてから、ネットで検索してみた。
あ、あったあった、残りの二本。前の一対は後ろの二対に比べるとずっと短くて、よく見えないのだそうだ。なるほど。



*メモ*
「Yahoo!きっず図鑑」から、アメンボのページ
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/insects/card/0626.html
きっず図鑑のトップはこちら
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/index.html
もっと詳しく知りたい場合はこちら(「アメンボ研究室」管理人:柴田佳秀さん)
http://homepage3.nifty.com/shibalabo/amenbo/

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2006年6月22日 (木)

ラベンダー色の

Gunte 写真の軍手……。

先日、愛車の任意保険の更新にいってきたのだが、手続きの最後に、釣り銭とともに渡されたサービスの品がこれだった。

ラベンダー色の軍手!

軍手をカラーにしようという発想そのものはまあよいとして、そのときにこの紫色を選ぶ感覚って……。濃い水色の軍手などは、ときどき見るけれど。
――いや、でも、じゃあ何色ならよいのかと考えると、案外難しいな。きっと“きれいな色”にしたくてラベンダー色を選んだのだろうし(ということは、茶色や黒ではいけないのだろう)。

う~~ん……、雨蛙みたいな明るい緑? 桜みたいな薄紅色? ノウゼンカズラみたいなオレンジ色?

どれにしても何だか変で、しかしどれであっても結構OKな気もしたりして。
ううむ……。


別に、サービスでもらったものに文句をいう気はさらさらないのだが、見たときにギョッとしたのは確かなので、一応ここに書いておくことにする。
こうなると、「粗品」というよりは「記念品」だな。

二〇〇六年六月某日。ラベンダー色の軍手をもらった日。

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2006年6月21日 (水)

火星人のような?

Kinoko 藪でキノコを発見(写真)。
私が蟻サイズだったら、巨大火星人来襲!みたいに見えるに違いない。
(“タコみたいな火星人”のイメージ自体が時代遅れだというのは分かっているのだが、やはりイメージが……)

近づいてよく見てみると、キノコは半透明で、なかなかきれいだった。
密集して生えているのに突然出会うと、一瞬「げっ!?」と思うけれど。

周囲には、このキノコのほかに、あと二種類のキノコ(こちらはいずれも数個のみ)が生えていた。

雨の季節には、さまざまな種類のキノコがしばしば目につく。
名前その他は分からないし、残念ながら調べるほどの熱意もないので、採って食べたりはしないが(笑)。
でも、それまで何もなかったところにある日突然現れるその姿は、私自身わりと好きなようで、見つけると、何やらうれしくなる。

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2006年6月18日 (日)

昔の私で走りたい

Hozuki 最近、なぜだか妙に「走りたい」と思う。
五〇メートル走を。
高校時代に記録した、私の人生におけるベストタイムで。

持久走に関してはビリから数えたほうが断然早かったが、五〇メートル走のタイムはクラスの平均より常によかったので、短い距離を全力疾走するのはきらいじゃなかった。

う~~ん。
町が、陸上の指導者を雇って、そういう講習会みたいなのを開いてくれればよいのに。
成人を対象として、半年か一年計画で、参加者はそれぞれ、若かりし日の自分の五〇メートル走のベストタイムを目標にして、そこに近づくようにトレーニングを積むのだ。

そんなのがあれば、私は参加するのになあ。



*メモ*
本日の写真はホオズキ。撮りながら、全体の雰囲気や花がシシトウに似ていると思い、調べてみたところ、科は同じナス科だが、属は違って、それぞれホオズキ属とトウガラシ属だった。
ナス科の植物がいろいろ見られるページ
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/search.php?kamei=%A5%CA%A5%B9%B2%CA
サイトトップはこちら(サイト名「oNLINE植物アルバム」)
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/index.html

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2006年6月17日 (土)

ホットケーキおいしい♪

Hotcake もう随分前だが、仕事で必要があって、ホットケーキの作り方を調べたことがある。ホットケーキミックスを使わないホットケーキの作り方。

ネットで調べたらいろいろ出てきて、無論仕事には非常に役立ったのだが、そのとき気になった一つのレシピを、自分でいつか作ってみようと思い、控えておいた。
きのう、机の上を整理していたらそのメモが出てきたので、本日いざ挑戦。

で、その結果が写真。

私でもうまくできた!
簡単なのに、おいしい!
甘さもほどほどで、ふかふかで、とても美味♪
うーん、幸せ。
山形みやげにいただいた白桃のジャムとも、とてもよく合う。

フライパンでやったのだが、火はごく弱火で、がコツのようだ。



*レシピ*
このページ↓の
http://www.ecorient.co.jp/cgi-bin/design/2board/messages/259.html
回答の一番下、ドア男さんのレシピが好評のようなので、それで挑戦してみた。
サイトトップはこちら(ホームメイドプラザというサイトさん)
http://www.ecorient.co.jp/hmp/index.html

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2006年6月16日 (金)

鼻先に三日月傷

Mikaduki うちの犬の鼻先には、旗●退屈男ばりの三日月形の傷跡がある。

それは、我が家の犬がまだ半分子犬だったころのこと。
所用で家に誰もいなくなる日ができてしまったので、行きつけの獣医さんに一晩預かってもらった。

夜、ケージに入れられたらしいのだが、それまでは大人しくしていたのに、部屋が暗くなって寂しくなったのか何なのか、ケージの針金と針金のあいだに鼻を突っ込んで、針金をガジガジ囓り、揚げ句に歯が引っかかって隙間から抜けられなくなり、「オオーン(助けてー!)」と吠えまくり、その情けなくも悲しそうな声を聞きつけた先生夫妻に隙間からはずしてもらうまでもがいていたらしい。

で、針金の当たっていたところが打撲のような状態になり、家に帰ってきてからも二~三日腫れていた。
そのときにハゲたところが、いまもってハゲたまま、三日月状の傷跡になっているというわけである。

犬を引き取りにいったとき、先生の奥さんは「今までいっぱい犬も猫も預かってるけど、こんなことした子は初めてよ~」と笑っていらした。
犬よ……、あのとき飼い主は激しく恥ずかしかったのだよ……。

今も、鼻の傷跡を見るたびに、何ともいえない気持ちになる。

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2006年6月14日 (水)

動物を愛する人

Satou 普段、我が家の犬のえさはドライフードだ。一種類では飽きるかと思って、二種類をやっている。(あまり意味はなさそうな気もしないではないが)

だが、月に一度、十五日だけ(なぜ十五日かというと、私が覚えていやすいから)、レトルトパックの調理フードをやる。
はっきりいって、食いつきが違う。
普段は、「お座り」「待て」といわれなければしないのに、何もいわないうちから私の足下にやってきて、勝手に座って、「早くくれ」という顔で見上げて待っている。
そんなにも調理タイプのほうがおいしいのだろうか。
犬が毎日、「早くまた十五日にならないかなー」と考えているかどうかは知らない。



そういえば。
動物の大好きな友人が、以前、いっていた。自分は、飼っている動物にやるえさは、まず自分で食べてみてからやることにしているのだ、と。私が「何で?」と訊ねると、彼女は、「だって、かわいがっている動物にやるえさなんだから、自分で味見してみなくちゃいけないでしょう?」というような意味のことを答えた。私は、「おお、なるほど」と納得したのだが、あれは、納得してよかったのだろうか?

ちなみに、彼女によると、その当時までに食べた中で一番まずかったえさは、鳥のえさだったそうだ。

かつて、『毒草を食べてみた』(植松黎/文春新書)という本を読んだが、さしずめ彼女の場合は「ペットのえさを食べてみた」というところか。

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2006年6月13日 (火)

ご近所さんに感謝

Rose1 …………。
サヨナラ負けは本当に勘弁してほしい(特にきょうみたいな延長サヨナラ)。サヨナラ勝ちは大歓迎だが。
あと、できれば日曜日に負けるのもやめてほしい。翌日、試合のない月曜日に一日じゅうくさくさするから。

何の話かって? 野球よ、野球。

……まあ、今夜はもう考えるのはよそう。あした勝てばよいのだ。



花(萼などが花瓣のように見えるものなども含む)はわりと好きだ。野の花から木に咲く花、花壇の花など、好みに合えば何でもよい。
ただし、現在のところ、自分で育てることを楽しむよりは、すでに周囲に存在するものをじっと眺めることのほうを楽しんでいる。

ところで、以前は私は、バラの花があまり好きではなかった。
好きでなかったというか、よさがよく分からなかった。
ところがここ一~二年は、バラの花を見るとごく自然に「いいなあ」と思うようになった。
その変化の理由は分からない。

先日も、あるお宅の庭先で、比較的小さな花瓣がたくさん重なった黄色いバラが咲いているのを見かけて、ほうっとため息をついた。とても美しかった。

バラの栽培は、管理が大変だと聞くけれど。

ご近所の、バラを育ててくださっているみなさま、どうもありがとう。
通りがかりの私も、きれいな花を楽しませていただいてます。

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2006年6月12日 (月)

バージェス動物群みたい

Onion1 田植えの済んだ田に、ホウネンエビやカブトエビが泳いでいる。
田んぼの水の中に、いつの間にか現れて、いつの間にか姿を消す、これらの動物たち。
短い脚(鰓脚)を蠢かして泳ぐ姿は何となくユーモラスで、この季節、犬の散歩の途中であぜ道に座り込んで田んぼの中を覗くのが楽しい。

カブトエビ、ホウネンエビは「生きている化石」と呼ばれ、種として分化した当時の形態を今も残している原始的な動物なのだそうだが、どうも、彼らの泳ぐ姿を眺めるたびに、「バージェス動物群」を思い出してしまう。
バージェス動物群内には三葉虫の仲間もいて、カブトエビは三葉虫から分化したといわれているのだから、全く無関係の想像でもない……のだろうか?



*メモ*
カブトエビ・ホウネンエビの写真が見られるページ
http://www.k-kusano.com/mizu9.htm
サイトトップは以下(かっぱField/管理人:草かっぱさん)
http://www.k-kusano.com/index.html
バージェス動物群のイラストが見られるページ
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/ba-jyesu.html
サイトトップは以下(古世界の住人/管理人:川崎悟司さん)
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/
「Wikipedia」より、カブトエビ(上)とホウネンエビ(下)の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%93
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A6%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%83%93
同じく「Wikipedia」より、バージェス動物群の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E5%8B%95%E7%89%A9%E7%BE%A4

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2006年6月 9日 (金)

野球という名の色眼鏡

Moon うう、虎が負けた夜はせつない。
せつないだけならまだよいが、負け方によっては暴れたくなる(実際にはこらえるけど)。

きょうは、なんかもう……(ため息)。



ところで。
夕方、犬の散歩をしていると、ときどき、自宅の前の道でダッシュをしたりバットを振ったりしている男の子(おそらく高校生)に行き会う。
やたらと話しかけたりしたら怪しい人だと思われるだろうから、会ってもひと言あいさつをするくらいなのだが、はっきりいって、私は彼のファンだ。

カッコいいよ、きみ!!
暑い日も寒い日も、一年中がんばってて、エラい!!

全体、野球を一生懸命やっている人はそれだけですごくカッコよく見えるのだ。
摩訶不思議、野球マジック。

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梅雨寒にココア

Cocoa 梅雨入りは覚悟していたからよいとして、……寒い。
何か温かいものでも飲もう。

というわけで、ココア。

きょうは“調整ココアで手軽に”ではなく、ちゃんといれたココア。ふふふ、おいしい。
本当は、月兎印のカラフルなミルクパンや(ちょっとミーハー?)、スージー・クーパーのTVセット(載せるお菓子はビスケットがいいな)あたりがあれば、もっと雰囲気が出るのかも知れないけれど(って、何の雰囲気だ?)。
まあ、いいや。
とりあえず、あまくてあったかいし。



*メモ*
月兎ブランドのホーロー製品は複数のサイトで通販できるようだ。
例えば、
http://www.tabac-shop.com/webshop/shop-noda-1.html
(TABACという雑貨屋さんの野田琺瑯製品のページ。サイトトップはhttp://www.tabac-shop.com/home.html
http://www.simplesize.com/shopping/kitchen.php?id=k_010&.html
(シンプルサイズという雑貨やキッチンウエアを扱うオンラインショップのページ。サイトトップはhttp://www.simplesize.com/
製造元の野田琺瑯のサイトは、白を基調としたシンプルで美しいデザイン。
http://www.nodahoro.com/
でも、ここには月兎ブランドの製品はなぜか載っていない。月兎ブランドの販売元が「株式会社フジイ」となっているあたりに理由があるのだろうか?
ああ……、ニューマルコミルクパンの、木製の把手も心引かれるなあ。

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2006年6月 8日 (木)

動く実!?

どどめ(桑の実)の実る季節になった。

うちの犬は、どどめが好きだ。
散歩コースのところどころ、道路に桑の枝が張りだしているところには、黒に近いような濃い紫色に熟したどどめが落ちていて、犬は、歩きながらパクリとやるのだが。

しかし、犬!
動くどどめはやめろ!!

犬の鼻先にあった、アスファルトの上で微かに動いているどどめを見て、反射的に引き綱を引っ張った。
植物の実がなぜ動く!?
と思って屈んでよく見たら、草色のごく小さなイモムシが表面に取っついていた。なるほど。

……まあ、イモムシごと食べたって死にゃしないのかも知れないけどさ。
でもね、飼い主は気分的にいやなのだ、犬よ。Dodome
Kuwanomi

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2006年6月 7日 (水)

日常のスリルって

しばらく前に更衣(ころもがえ)をしたのだが。
そのときに出した、夏物の、クロップド丈のデニムをはこうと思って、きょう、タンスから取り出したはよいが。
もともとフィットタイプのデニムだったため、脚を通した瞬間からドキドキしてしまった。
だって。
太ももが入らなかったら笑えない。
ファスナーが閉まらなかったら泣けてくる。
さあ、どうだ!?

…………はけた(安堵)。

やれやれ、よかった。
とりあえず、二〇〇六年初夏の私は、二〇〇五年秋の私と大体同じ体型らしい。

日常というのは、毎日そこはかとなくスリリング。

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2006年6月 6日 (火)

蛍光管を替えた

Akari この二日間、自室の蛍光管が切れそうになっていて、まともに電気を点けられなかった。
なので、机のスタンドに頼る生活をしていた。

さっさと新しい蛍光管を買いにゆけばよいというのはそのとおりなのだが、蛍光管のサイズを確かめるためにセードをはずしたら、きっと羽虫の死骸などが大量に出てくるんだろうなあ、ああ掃除機かけるの面倒くさい、このあいだ掃除したばかりなのに……という気持ちのほうが強くて、買いにゆくのをためらっていたのだ。

しかし、やはり明かりが点かないのは不便だった(当たり前)。

そんなわけで、一念発起してセードをはずし(その後の展開は見事に予想どおり。諦めて掃除機をかけた)、本日、めでたく蛍光管を買ってきた。

いやあ、明るい。
ちょっと嬉しい。ちょっとワクワクする。
別に、蛍光管が新しくなっただけのことなんだが。

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2006年6月 5日 (月)

何のつもりだ、犬よ…!

暖かくなって風邪の心配もなくなってきたし、今シーズン初めての動物病院にゆく前にと、先日、犬を風呂場で洗った。うちの犬は風呂嫌いなので、それなりに大変な作業だ。
しかし、労力分は報われ、冬のあいだ妙に薄汚れていた我が家の愛犬は、茶色いところは明るい茶色に、白い部分は見事に白くふかふかに、まずまず愛らしい容姿に変身した。うむ、かわいい。

ところが、だ。
それから一週間もしないうちのある日のこと。
散歩の途中、田んぼのあぜ道を歩いていたとき、犬は、代掻きを終えたばかりの田んぼにダイブした。
……声にならない声で叫ぶ私。

なぜいきなり泥田に飛び込んだのか。よくは見えなかったが、ダイブしたときの犬の姿勢から考えると、恐らく虫でも追いかけた結果だったのだろう。

――しかし。
犬よ、飼い主の苦労を何だと思っている!!
せっかくかわいい外見だったのに!!

ズボンに泥はねはとぶし。ううう、泣きたい。

だが、それでも。
人間の思惑なんか屁とも思っていない犬の茶目っ気(というには行動に毒がありすぎる気もするが)こそがいとおしい。所詮私は飼い主バカ。

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