2006年11月17日 (金)
2006年11月14日 (火)
2006年11月13日 (月)
変わりみそパン
ときどきいくパン屋兼菓子屋に久しぶりにいったら、見慣れないパンを発見。
新しい商品だろうか。それとも、私がボーッとしていて、今まで気づかなかっただけ?
商品名を書いた札には「みそパン」とあるが、オーソドックスな“みそパン”の外見からはほど遠い姿だ。こんがりと焼き色のついたパンの、真ん中にはクルミが載っている。
これは本当にみそパンなのか?
というわけで、大いに気になったので買ってきた。
これが、その「みそパン」。
切ってみると。
やはり中身も、ふつうのみそパンのみそペーストとはちょっと違うようだ。
で、食べてみた。
……みその味がする。
が。
確かにみその味はするものの、この見た目と舌触りは――まさしく白あん。
なるほど、これは「みそあんパン」だったのだ。
しかし、これはこれでおいしい。
今度いったらまた買ってきて、ほかの人にも食べさせて感想を聞いてみることにしよう。
2006年11月 8日 (水)
2006年11月 6日 (月)
サトイモを埋ける
芋穴と犬。
家人が徒歩で出かけると、相変わらず「連れてゆけー!」と遠吠えするうちの犬(笑)。
うるさいので、隣の畑へ連れていった。
畑へは、サトイモ掘り(掘ったら埋ける)にいったのだが。
今年はあまりたくさん作らなかったので、芋穴も小型。
以前、一〇〇×五〇×七〇(縦×横×深さ、立方センチメートル)くらいの穴を掘っていたころは穴掘りもけっこう大変だったが、このくらいならどうってことない。
穴に芋を入れたら、その上に青い杉の葉をかぶせて、土をかぶせて、こんもりと山にして、目印として四隅に枝を立てて完了。
再び掘り起こすまでおやすみなさい。
犬は、ヒトの作業のじゃまをしながら掘り起こした土の上を跳ねまわって、足が土まみれ。
2006年11月 4日 (土)
子犬の絵に疑問
今年も残り二か月を切った今ごろになってなにを今さら、という気もするのだが。
家の廊下に貼ってある干支カレンダーの絵が気になる。じつは一月からずーっと気になっていた。
問題のカレンダーは、これ(写真はクリックで拡大)。三匹の子犬たち。
犬のあたりを拡大すると、こう。
さらに表情を拡大すると……。
この子犬たち、本気で怒ってるし。
ジャンプするさまも異様に躍動的で、しかもこの表情。
犬飼いの端くれとしていわせもらえば、この犬たちは間違いなく本気だ。じゃれているとかではない。(じゃれているうちに本気になったという可能性はあるが)
この絵を描いた画家は、一体何を思ったのだろうか?
写生をした結果だろうか?
それとも、こういう構図の絵にこそ“開運”効果があるのだろうか??
単なるカレンダーの一ユーザーとしては、毎日見るものなのだから、もっと落ち着いてかわいらしいしぐさをしている子犬の絵のほうが和んでよいなあと思わないでもないのだが……(苦笑)。
2006年11月 3日 (金)
コオロギを逃がしたら
先日、風呂の掃除をしたあとで、ふと脱衣所の壁を見たら、小さなコオロギがいた。
表へ逃がしてやろうと思い、ティシュペーパーでそっと、つぶさないように気をつけながら捕まえて、窓を細く開け、そこから手を出して、紙の端を持って振った。
そろそろ逃げたかな、と、紙を持った手を引っ込めたら、紙にはクモがついていた。
コオロギがクモに変身した!?
と一瞬思ったが、もちろんそんなわけはなく。
よく見れば、それは生きたクモではなく、脱皮した殻だった。
どうやら、窓の外に古いクモの巣があって、そこにくっついていたものらしい。
田舎は自然がいっぱいだ。
(家の外壁も掃除しろという意見はこの際聞かないことにする。今のところそこまで手がまわらない……)
2006年11月 2日 (木)
グミっぽいお菓子
“みすずかる”信濃国の名物みやげといえば、みすゞ飴だろう。
先日、母が人からもらってきて、うれしかった。嫌いな人に見せるとあからさまにいやな顔をされたりすることもあるが、私はこのみすゞ飴が好物だ。
基本的に、グミっぽい歯応えのものが好きだ。グミそのものとか、ゆべしとか。
あ、みすゞ飴とゆべしは、オブラートという点でも共通点があるなあ。オブラートも、いやがる人はいやがるけれど、私はけっこう好き(笑)。
みすゞ飴……。
むむ、上田城を見にゆきたくなってきた。
*メモ*
みすゞ飴本舗・飯島商店の公式サイト
http://www.misuzuame.com/
商品紹介のページを見たら、和紙包装のみすゞ飴というのがあった。へえー、こんな高級感あふれるみすゞ飴があるのか。買ったことももらったこともないなあ。
――と思ったら。このページ↓を見ると、和紙包装タイプはオブラートがないのだとか。そんなみすゞ飴、いやだ(笑)。あれがあってこそのみすゞ飴だろう(非常に個人的意見だが)。
http://nta.namcotravel.jp/user/matagotama/w6986/
飯島商店の商品は、みすゞ人蔘糖やみすゞあられも気になる。おいしそう。
それと、みすゞ飴について調べていたら、先日(10/19の記事参照)のふぐの形をした最中(名前はズバリ「河豚最中」だった)のお店に行き当たった。門司の「梅園」というお店。
http://www.umezono.co.jp/monaka/index.htm
(トップはこちら http://www.umezono.co.jp/index.htm)
ああ、よかった。向きはあれで合っていたらしい。
ついでに、門司港レトロの公式サイト「門司港レトロ倶楽部」
http://www.retro-mojiko.jp/
2006年10月31日 (火)
怪我の功名
仕事で出かけた帰りに、曲がり角を一つ間違えたら、どうやら、越えるつもりだった峠の隣の峠道に入ってしまったようだった。
まあそれほど違う場所には出るまい、しかしどこに出るのだろう……と思いつつ峠を上りきり、下っていったら、ああ、ここか、と。
知らない場所でなくてよかったが、隠れ里とかに出なかったのはとても残念。
ただ、下り始めてすぐの辺りでパッと景色が開けたら、絶景だった。思わず車中で一人、歓声を上げてしまった。
なんだか得した気分♪
*メモ*
写真はCamellia sinensisの花。品種は不明。
Camellia sinensisの和名は「チャノキ」。もちろん「茶の木」のこと。この木の葉から“茶”を作るから“茶の木”だ。
チャノキの花は、ツバキの仲間だけあって、さすがに可憐。小さくて下向きに咲くあたりは謙虚。いとおしい。
2006年10月29日 (日)
2006年10月27日 (金)
そんなこともあった
以前、「ライターの七つ道具ってなんですか」と訊かれたことがある。
そんなの考えたこともない。が、ちょっと考えてみよう。
えーと、だいたい毎日持ち歩いているのは、デジカメ、メモ帳、ノート、筆記用具、スケジュール帳、携帯電話、名刺、時間があいてしまったときに読むための本、といったところか。(こういう場合、免許証や財布みたいなものは数に入れないのだろうな)
あと、録音機は、必要そうなときだけ。
七つを超えてしまったが、ほかに何かあっただろうか。
ああ、そうだ。冬場は使い捨てカイロの小さいのを一つ、バッグに入れている。貼るタイプ。
予定が変わったり、状況が予想と違ったりして寒さに耐えねばならなくなった場合に備えて。
あ。
そんなことを考えていたら、思い出した。
昔、私が会社員だったころ、同僚の編集さんの手違いで、夏に撮るべきキャンプ場の写真が撮っていなかったことが十一月になって判明したということがあった。
しかし、すでにキャンプ場内の木は葉を落としているし、日中に撮ったらとても夏には見えない。苦肉の策として、夜のシーンでゆこうということになった。
人数を適当に集めて、一夜、某山中のキャンプ場へ。(その年のキャンプ場の営業はもう終わっていたので、管理団体に頼んで特別に設備を貸してもらった)
そこそこの標高がある山の夜の、予想どおりの寒さに震えながらシチュエーションをセッティングして、準備完了。
カメラマンさんも機材の準備を終えて、いざ撮影。
せいぜい九月の夜くらいに見えるようにということなので、冬の上着を着ているわけにはゆかない。ので、それらしい薄着になるわけだが。
下には着込んでいたが、それでも寒い!
季節はずれの服を着て撮影に臨むファッションモデルさんたちの気持ちがちょっとわかった。
あのときは、カメラマンさんが用意してくれていた魔法瓶のコーヒーの温かさが、涙が出るほどうれしかった。
まあ、今となってはよい思い出だ。
2006年10月26日 (木)
占いなんて
日本シリーズはゆうべも日ハムか。
盛り上がりと興行的には、一戦ずつ勝ち負け勝ち負けでいって七戦目に決まるのがよいと思うのだが。
でもまあ、去年、あっという間に四連敗してシリーズをつまらなくしたチームを応援している私には、そんなことをいう権利はないな。
それはそうと、先週末に読んだ占いでは確か、私の属するグループは今週、とにかく好調な一週間を送れるはずではなかったのか。
ところが始まってみれば、連日微妙にトラブルつづきなのはなぜだろう。
べつに占いなぞ信じてはいないが、それでもけっこう期待していたのに……。(矛盾?)
それとも、こうやって凹ましておいて最後にドカンと派手にラッキーなことがあるのだろうか?
いや、でもそういうのは「好調な一週間を送れる」とはいわないよな……。
うーん。
2006年10月25日 (水)
寒い部屋
先日、某役場に出かけてその場でする仕事があったので、いってきた。
……寒かった。
庁舎内の一室で作業かなあと予想していたのに、実際いってみたら、体育館の一角を区切った、しかも北側にある部屋だった。寒い。
折悪しく朝から雨が降っていて気温は全然上がらないし、座っての作業で足下から冷えてくるし。さすが体育館だ。とにかく寒い。
暖かくなったら脱ごうと思っていた上着を、結局この日はまったく脱げなかった。
それどころか、暖房をつけてほしかった。本気で。(まだ十月なのに)
さらにいえば、部屋よりもなお寒く陰気で湿っぽいトイレがまた強烈な印象。
あそこなら怪談のドラマも撮れそうだ。
ところで、部屋にいったら知り合いの先生がいて、夢二と榛名湖についての裏話なんかを聞かせてくれた。おもしろかった。
写真は、その寒い部屋(の一部)。
自分が使わせてもらっていたデスクから、お昼に撮ってみた。
2006年10月24日 (火)
なつかしの言葉
バイト先(子ども向け学習塾)で先日、正規教師の人が「来週の金曜は、都合でちょっと早めに切り上げるから、存分に花金を楽しんでね」といった。
……花金って……。
それはもう死語では……と思い、バイト仲間の現役女子大生の顔を見たら、案の定ぽかんとしていた。
すぐに正規教師の人も気がついて、「あ、花金なんて言葉、わからないよね、××さん(苦笑)」。
残念ながら(?)、私はその言葉を知っている。
そう……かつてそんな時代もあった。
ちなみに正規教師の人は、バブル世代ど真ん中だ。
齢を重ねるにつれ時の流れは速くなるわけで。
それにつけても今年も残り二か月余り。あっという間だ。
駆け込みで、なにかよいことでもないだろうか。
この際、年末ジャンボで2億円が当たるのでもよいのだが。
2006年10月22日 (日)
ちょっぴりうれしいこと
某自動車教習所の横を通ったら、「ハーレー教習開始!」という文字が目に入った。
なるほど。
けっこう需要はありそうだ。折しも二〇〇七年問題とやらも起ころうという時期だし。
乗ってみたいけれどちょっと自信がないというおじさま方も、教習所で教習が受けられるのならまずはそれを受けてみて……なんて思うのではないだろうか。
ところで。
私が創刊時から関わっていたフリーペーパーが『フリーペーパーグラフィックス』(ピエブックス)という本に収録されていた(しかも、けっこうよい位置)。
ほとんど編集長とアート・ディレクターさんとデザイナーさんの手柄だが、それでもやはり、こういうのはうれしい。
*メモ*
写真は、夜の群馬音楽センター外観。遊園地の施設みたいでもあり、新幹線の駅のようでもあり。昼の見た目もなかなかだが、夜の音楽センターはまた格別。
2006年10月20日 (金)
蕎麦と城
過日。
ときどき訪ねる蕎麦屋で蕎麦を食べてきた。
うーん、美味、美味。
上州の小麦食文化に魂を売り渡している私は、従来“うどん信者”で、じつは数年前にこの店の蕎麦を食べるまで「蕎麦って今イチだなあ」と思っていた。
が。
ここの蕎麦を食べて認識を改めた。蕎麦もおいしい。
(基本的には“うどん信者”であることには変わりないが)
この店では、産地ごとの粉を混ぜずに打っているので(しかも十割)、それぞれのメニューでまるきり味が違う。
ゆくたびに、きょうはどれにしようかな、と目移りしてしまう。
で、蕎麦を食べにいったついでに、金山城(太田市)を見てきた。
金山城は、実城・西城を中心に、北城や付属の砦などから成るらしいが、今回は時間と体力の都合で実城だけをしっかりと。
山の麓に車を置いて、そこからまずは山上の新田神社まで、ハイキングコースらしい道を登った。が、この道が、ちょっぴり険しかった。距離が大したことないので、運動不足の身でもとりあえずは問題なかったが。
でも、この山に攻め上れと命じられたら私は拒否したいなあ……。のんびり散策するからよいのであって、具足を着けて急いで登るのなんかまっぴらだ(苦笑)。
ハイキングコースの途中にも、往事の石垣が崩れずに残っているところなどがあって興味深い。
金山城は、中世の関東にはごくごく珍しいという“石垣の城”だということで、実際、発掘調査の結果に基づいて復元整備された場所は、見事に石垣、石畳が広がっていた。築城時にはものすごい労力が費やされたのだろうと思って気が遠くなりそうだった。
「日ノ池」「月ノ池」の丸い水面といい、幾何学的に構成された石垣といい、デザイン的にも美しい。造られた当時はとにかく実用一辺倒だったのだとは思うが、これこそ用の美というべきか。
城跡内には何枚もの解説板が整備されていた。
そのうちの一枚を読んでいたときに、たまたま居合わせた中年の夫婦が「ここって誰の城だったの?」「さあ? 書いてないね」と話しているのが聞こえてきた。
各遺構について説明した解説板にはそういったことは一切書かれていなかったから、尤もな疑問だろう。(ちなみに主な城主は由良氏だ(何度か替わっている)。それを知ってはいたが、いきなり振り向いて教えたら怪しい人だし、もしも突っ込んだ質問を受けたら答えられないので、黙っていた)
この日は天気もよくて、物見台からの眺望もバッチリだった。
山上の空気も清々しかった。
蕎麦もおいしかったし、充実した一日だった♪
2006年10月19日 (木)
2006年10月17日 (火)
2006年10月16日 (月)
案外バカにできない…
数日前、起きたら首が痛かった。
どうも寝違えたらしい。
一日目には、首は左にはまわるが、右にはまったく動かなかった。
それどころか、動かさなくてもじんわり痛かった。終日。
ときどき、野球選手が寝違えで×日欠場などという記事を読むたび、「鍛えているプロ選手が寝違えくらいでなんだ。情けない」などと思っていたが。
いや、これはやっぱり欠場だろう、うん。
そのくらい痛い。
数日たったきょうでさえ、まだ右には九〇度くらいしか首がまわらない。
寝違えなんて、だれにでもたまには起こるつまらないできごとだと思っていたが。
どうして、案外バカにできない症状だ。
今回それがよくわかったので、とりあえず、しばらく寝違えたくはないと思って(願って)いる。
2006年10月15日 (日)
当たりつづき♪
先日、能を見にいってきた。
今ごろこんなに忙しくなるなんて知らなかったから、ずーっと前にチケットを買っておいたのだ。
というのは数日前にも見たような文章だが、本当に本当なのだ。まさかこんなに忙しくなるなんて。
おかげで電車の中で仕事の資料を読んでしまった。ふだんなら、電車での移動時間は、そのとき気が向いた本を読む気楽で気ままな読書タイムなのに。
しかし。
無理をしてでも出かけた甲斐があった。期待以上にとてもおもしろかった。
今回は、私の大好きな能役者さんが『百萬』(小書「法楽之舞」)のシテを務めた。面は曲見。杜若色の縫箔に、柳の若葉みたいな薄緑色の長絹。
私見ながら、この方にはこういうのがはまり役だと思う。上品で迫力のある百萬だった。美声で、姿もよいからだろう。この方には、小面をかけるような曲より、曲見や増をかける曲が似合う。あるいは泥眼とか。
『百萬』を見るのは初めてだったが、話の筋がスピーディーで、謡の節もおもしろく、舞いも美しく、堪能した。
最後の母子再会シーンはじつに感動的! 心揺さぶられた。“絵”としても非常に美しい。
このあいだの文楽に今回の能と、当たりがつづいてラッキーだ。
なんだか幸せだ。
2006年10月14日 (土)
買い物の優先順位
本日は、まずはお知らせ。
『犬の話など』をいつも読みにきてくださっているみなさま、どうもありがとうございます。
ココログフリーが、きたる十月十七日一六時から四八時間のメンテナンスを行うそうです。よって、その二日間は、更新やコメントの書き込みができません。
ただし、閲覧は通常どおりできるそうです。(でも、古い記事なんて読みにきませんよね……)
メンテナンス中の四八時間は、更新がなくても、私がサボっているわけでも忘れているわけでもありませんので、そういうことで一つよろしくお願いいたします。
(……しかし、一六時から一六時までって、また微妙だなあ。十七日はおそらくふつうに更新できるし、十九日は一六時以降に更新すればよいような気がするし。四八時間のメンテナンスだと知ったとき、最初は、丸々二日手が抜けると思ったのだが……)
更新再開後からパワーアップしたりする予定もべつにないわけですが、どうぞ今後とも当weblogをよろしくお願いいたします。
* * *
さて。
というわけで、本日分の記事をば。
打ち合わせに出たついでに、ドラッグストアに寄って歯ブラシを買ってきた。
そのとき、店内の化粧品コーナーに並んでいた新製品のマスカラが、非常に気になった。
……いいなあ、ほしいなあ。
マスカラは好きなのだ。メイクアイテムの中では一番好きかもしれない。
が、マスカラは案外値が張る。
そのうえ、一度買えばそんなにどんどん減るものでもない。
だから。
使っている途中のものがすでに四本あるし、今回はやめておこう……。
というか、そんなものを買う余裕があったら先にトナーカートリッジを……。(←まだ買っていないのだった)
2006年10月12日 (木)
なにとて松の…
このあいだ、文楽を見にいってきた。
好きなのだ、文楽。
今ごろこんなに忙しくなるなんて知らなかったから、以前にチケットを買っておいたのだ。
出かける前はかなり仕事の締め切りが気になっていたが(会場入り直前まで喫茶店で仕事をしていたくらい気になっていたが)、いざ見にいけばいったで非常におもしろかった。
チケット取っておいた過去の私、グッジョブ!と思うくらいおもしろかった。
それにしても久しぶりだ、文楽。好きなのだが、能に比べると見る機会が少ないので。
今回の演目は『菅原伝授手習鑑(寺入りの段)(寺子屋の段)』と『釣女』。
前者は、演じられる段が段だけに、最初から「たぶん自分は泣くだろうなー」と予想し、バッグの出しやすいところにハンカチスタンバイで見ていたのだが、案の定。
なにしろ私は、仕事で出かけた農村歌舞伎で『一谷嫩軍記(熊谷陣屋の段)』を見て(七十歳ほどかと見えるおじいさんが直実役だった)、ラストシーンでぼろ泣きした前科がある。(すでに取材も撮影指示も済んでいたので、とくに問題はなかったのだが)
寺子屋の段にしても熊谷陣屋の段にしても、他者の身代わりとして我が子を殺すというストーリーは(今の世に生きる私の感覚では)不条理だと思うし、ドラマとしてもなんてベタな展開かとは思うのだが、見ているとやはり泣いてしまう。
今回は、松王丸の妻・千代が我が子(小太郎)の死を嘆くところでもうホロリとして、松王丸が小太郎の最期を知ったあとのシーンでピークだった。
自分一人で泣いているのではちょっと恥ずかしいなと思ったが、こっそり周りを見たらほかにもけっこう泣いている人がいたのでよかった。
景事の『釣女』は、打って変わって喜劇で、楽しかった。
『釣女』は初めて見たが、始まった途端、「人形が狂言を演じている!? しかも三味線の伴奏入り狂言だ!」と思って妙な気分になった。背景は能舞台を模した鏡板だし、最初のうちしばらくは、義太夫が狂言の節回しそのものだし。
が、最後までそうなのかと思って見ていたら、途中から文楽独自のアレンジが加わっていた。
それにしても、コンパクトな人形ならでは不可能なキレのある動きが、じつにすばらしい。見ていて気持ちがよい。昔、「蝶の道行」(『契情倭荘子』)を見たときも強くそれを感じた。人が演じるのでは絶対ああいうふうにはできないのだから、人形でやる意味はそれだけでも十分にあると思う。
歌舞伎には“人形振り”というテクニックがあるが、文楽を見ていると、人がわざわざ人形のまねをしたくなるのもわかる気がする。
そういえば。
今回、会場で、係員が開演前や休憩時間に席のあいだを歩いてパンフレットを売っていた。
……球場のビール売りみたい。
あまり見ない光景だなと思った(笑)。
*メモ*
“人形振り”とは
http://www.kabuki-za.co.jp/info/alacarte/no_17.html
トップはこちら(歌舞伎座「歌舞伎メールマガジン」ライブラリー)
http://www.kabuki-za.co.jp/info/magazine/library.html
2006年10月11日 (水)
わからないイベント
先日、ふと妙な文字列が目に入った。
「武尊1500mフェスティバル」。
なんだそれ??
“武尊”は武尊山、“1500m”は標高のことだろうというのは推測がつくが、では「武尊1500mフェスティバル」とはなにをするイベントなのか。
季節とか中身とか、想像がつかない。
で、ちょっと調べてみた。
……なんだ、武尊高原のつつじ祭りのことなのか。
(詳細こちら↓)
http://www.oze-info.com/~hotaka/event/1500m/index.html
今年が第20回目だったらしい。
ついでなので、目に止まった情報をメモ。
武尊山頂の標高は2158m。
花咲湿原から武尊牧場の辺りが標高約1400~1500m。
つつじ祭りのつつじはレンゲツツジ。
(武尊高原の詳細はこちら↓)
http://www.lun.co.jp/hotaka/text/spring.html
余談だが、本屋にいったら『散歩の達人 群馬県版』なるものがあった。
一応買ってきて中を見たが……うーむ。
おもしろいページはおもしろいが……。
そもそも、一体これは誰向けなのか? 県民? 観光客?
*メモ*
上記のページのトップはそれぞれこちら
(武尊ペンション協会)
http://www.oze-info.com/~hotaka/index.html
(武尊フレンドリーネットワーク)
http://www.lun.co.jp/hotaka/index.html
2006年10月 9日 (月)
霞はおいしいか
きのう、私が休日返上で仕事しながら心の中で念を送って応援していたというのに阪神てば……!!
がんばっている私にご褒美の勝利をくれないの!?(泣)
(いや……きっと私が念を送ったから負けたんだ……きっとそうだ……)
ううう。
さすがにもうダメだ。終わった。
仕事が一段落したらやけ酒でも……。
じつは、来年は成績が多少悪くてもよいから若手主体のチームに大きく様変わりしてほしいような気もしているのだが、まあ、これは独り言。
さて。
愛用していたファンデーションのメーカーが、しばらく前にラインナップを替えた。
そうしたら、色が合わなくなってしまった。
仕方がないので、新しいものを探した。
今までに化粧水や美白用化粧品でかぶれたことがあるため、アイテムを替えるのはけっこう緊張するのだが、某メーカーの、皮膚科医の協力のもとにつくったという敏感肌用のファンデーションに気に入った色があったので、それを試してみることに。
で、何日かたったが、どうやら大丈夫のようだ。
色も合うし、使い心地も気に入った。
やれやれ、よかった。
ただ、これ……、値段が、今まで使っていたのに比べてかなり高い……。
生活するというのはお金がかかるなあ(遠い目)。
霞を食べて生きてゆきたい……。
2006年10月 7日 (土)
2006年10月 5日 (木)
根無し山
先日、白石工業の炭酸カルシウム乾燥小屋を見にいったとき、ついでに下仁田町内にある青岩公園という小さな公園に車を止めて下りてみた。
ここは前からちょっと気になっていたのだ。
といっても、そんなにすごいものがあるわけではないのだが。
西牧川と南牧川が合流して鏑川になるところにある公園で、緑色片岩が見事に現れている。(なので“青岩”公園)
川の水はきれいだった。
一度ぐるりと周りを見まわしてから、おもむろにカバンから『日曜の地学5 群馬の自然をたずねて』(野村哲・編著/築地書館)を取り出した。この辺りを解説したページを開く。
えーと、公園に立って南牧川の方向を見ると、左に大崩山(おおぐりやま/写真)、右に川井山か。ふむふむ、あれとあれだな。
二つはどちらもコンパクトな山で、三万分の一の地図で見ても、きれいな等高線がとても印象的だ(とくに大崩山)。
じつはこの青岩公園は、いわゆる“下仁田の根無し山”(クリッペ、横移地塊)を見るのにもよいスポットなのだ。
大崩山も川井山も、下の地盤とは無関係に上に載っているクリッペ地形なのだそうだ。ほかにも四ツ又山、御岳、大山、岩山などもそうらしい。
公園自体は、過去に思いつきで(?)公園化したものの町は最早きちんと管理する気もないらしく、野趣たっぷりの状態だったが、緑色片岩はしっかり観察できるし、クリッペもよく見えた。
ひとまずよし。
*メモ*
下仁田のクリッペ群について(一覧表中、甘楽郡→下仁田町→上から六つ目)
http://www.pref.gunma.jp/d/04/kankyo/kichou/tikeishitu/index.htm
ところで、関係ないけれど、検索中に見つけたこの写真一覧がおもしろかった。なんの表紙なんだろう? 地学関係のジャーナルかなにかだろうか?
http://www.dept.edu.waseda.ac.jp/earth/top/back_no.html
それと、ひとつ気になることが。『日曜の地学5 群馬の自然をたずねて』で「西牧川」と書いてある川は、先日買った道路地図帳で見ると「鏑川」の表記がされているのだが……。なんだろう、これは??
下の写真は、青岩公園の緑色片岩(だと思う)。
2006年10月 3日 (火)
チョコレート礼讃
午前中、出かける前にここを更新しようと思ったのだが、どうしてもココログフリーの管理画面にアクセスできなかった。
おかしいなあ。予定では、フリーのほうは、メンテナンスは明け方に終了していたはずなのだが。
有料サービスのほうで続行していたメンテナンスがなにか影響していたのだろうか?
ともあれ、遅くなったが、本日分の更新を。
このあいだ、コピーする用があって、久々にコンビニにいったので、ついでにチョコレートを買ってきた。
選んだのは、今ではすっかりふつうの顔をして売られるようになったカカオ比率の高いチョコレート。
けっこう好きなのだ。
銘柄はブル○ンの『カカ○パワー(80エクセレンス)』と、明○製菓の『チョコレー○効果(CACAO86%)』。
うーん、どちらもおいしいけれど、強いていえば後者のほうがより好みかな。
そういえば、ふつうの甘い板チョコも、いろいろなメーカーの製品を食べ比べた結果、明治○菓のミルクチョ○レートが一番おいしいと、私は思っているのだった。
明○製菓の味とは気が合うのだろうか。
それにしても、チョコレートはおいしい。
バレンタインの時期に自分用に買って食べるスペシャルなチョコたちもおいしいが、こうやって一年中ふつうに売っている商品も、これはこれですばらしい食べ物だ。
2006年9月30日 (土)
失われゆくものへ
先日、某役場に仕事の用で出かけた。
駐車場に着いて、ああ、この役場ももうすぐ「役場」ではなく「支所」になるなあと思いながら建物や庭を見まわしたら、すでに「役場」関係の表示はほぼすべて取り去られていた。早い。
一応、今月いっぱいは「役場」であるはずなのだが。
庁舎の建物上部につけられた自治体章も、すでに新しいものに替えられていた。
あまりの潔さに半ば感心して、なんとなく写真を撮ってみた。
自治体関係者にもいろいろと都合があるのだろうが、そんなに急がなくてもよいのにな、などと部外者は思ってみたりする。
だって、やはりなにかが“なくなる”ということは、寂しいではないか。
愛惜なんて安っぽい感傷の最たるものだ、と、いう人もいるかもしれないが。
それでも。
2006年9月29日 (金)
墓石は石である
私はその場にいなかったのだが、このあいだ、両親が家に石屋さんを呼んで、墓石のカタログなど見せてもらっていた。
で、そのときの様子をあとで聞いたのだが。
どうやら石屋さんに、いろいろな石について、原産国がどこで、それぞれどんな特徴のある石で、といったことを詳しく説明されたらしい。そのときのことを、父はこういった。
「この花崗岩はずいぶん粒子が大きいなあとか、こんなに色が濃いのはもう閃緑岩に分類されるのかなあとか思いながら聞いてた」
……って、それ、お墓と関係ないじゃん。
尤も、墓石としての価値でなく、単なる石の好みで選んでもらってもべつに構わないのだが。(私が資金を出すわけでもないし)
それにしても、おかげで久しぶりに思い出した。
子どものころ、父といっしょに川原へいって、私が縞模様のきれいな石をさがしたり水切りをしたりしている横で、父がハンマーで石を割っていたことを(笑)。
そうだった、あの人はもともとそういう人種なのだった。最近すっかり忘れてたけど。
2006年9月27日 (水)
あとは神頼み
世の中には虎以外にもプロ球団はあるのだし、そもそも野球以外のスポーツが好きな人も多いであろうから、あまりここでは書かないようにとは思っているのだが(一応)。
だが。
まあ、たまには……。
だって。
この、連日心臓に負担のかかる状況は、さすがにつらい。
絶望の「ぜ」の字がくっきりと目の前に見えてから、あり得ない勝率で勝ちつづけている虎。
……勝つんだったら、もっと早く勝ってくれ。まさか十月を目前にしてまだこんな思いを味わっているとは思わなかった。
胃が痛い。胸が苦しい。毎年、球宴前には余裕でシーズンが終わっていたあのころが、いっそなつかしい……。
試合経過をチェックしようと、ラジオのスイッチにかける指が。
iモードのボタンを押す指が。
テレビのリモコンを持つ手が。
インターネットにつなごうとマウスを持った手が。
震える……。
こうやって引っぱりまくった挙句、やっぱりダメだったときにはどうしようか……。
という、不吉だが尤もな心配をしながら、きょうも刻一刻と近づいてくるプレイボールの瞬間を待つ私。
なんまんだぶ!(写真は神社だけど)
2006年9月25日 (月)
2006年9月24日 (日)
夏季減量はむつかしい
ダイエットの話。
といっても、私ではなく、うちの犬だ。
寒い時期には、減量したり、適正体重を維持するのはそれほど大変でもないのだが、毎年、暖かくなってくるとどうしても体重が増えてしまう。体温維持などの基礎代謝にそれほどエネルギーが要らなくなるからだろうとは思う。
そんなわけで、不本意ながら、うちの犬は夏場は微妙に太りぎみだ。
なにしろ、我が家の犬は夏バテという言葉を知らない。一年じゅう食欲旺盛だ。
おかげで、人間は今年も、夏じゅう、犬の体重を気にしながら暮らすことになった。
で。
先日、動物病院にいったときに体重を量ったのだが。
今月はそれが減っているであろうことに私は自信満々だった。ところが、先生が読み上げた数字は「×××」。
がっかりだ。
「あ~……案外減ってませんねえ。増えてもいないけど」と、私。
「減ってるよ」と、先生。
「減ってるって……一六〇グラム?」
「一六〇グラムだってけっこう大きいでしょ」
「確かに、もともとの体重が人間より軽いから、それはそうですけど……」
というわけで、家に帰ってから、ためしに概算してみた。
えーと、私が少し太った場合に減量するとして、一六〇グラムは大体……一キロぐらいに相当するか。
一キロか。
減っていないわけじゃない。が、ひと月ダイエットして一キロじゃ、ちょっと達成感がない感じ……か?
…………。
なんだか、それでよいのかよくないのか結局よくわからないが、まあ、いい。
ようやく涼しくなってきたし、冬のあいだには適正体重に戻せるだろう。
あと四〇〇~五〇〇グラムは落としたいところだ。
2006年9月22日 (金)
2006年9月21日 (木)
ナゾの問い
諸事情あって、しばらく以前から、本業の傍ら、子ども向け学習塾のアシスタントのアルバイトをしている。
(ちなみに、本業はあくまでもライターだ。収入だってライター業のほうが遥かに多い。――と、誰も突っ込まないだろうけど、なんとなく不安なので自分でいってみる)
で、その教室においての先日のできごと。
私の目の前で国語の問題に取り組んでいた幼稚園児の男の子が、ふと顔を上げて、訊ねてきた。
「せんせー、五〇足す五〇は?」
……一〇〇だろう? 違うのか?
私が「一〇〇だよ」と答えたら、彼は無言のまま軽くうなずき、また問題に戻った。
不可解だ。
彼がそのとき解いていたのは国語の問題なので、問題に関しての質問であったわけでは無論ない。
私は一体なにを試されたのだろうか?
よくわからないが、とにかく間違わなくてよかった。五〇足す五〇。
2006年9月20日 (水)
ふりまわされる
仕事をしていて、「ちょっと待った!!」と思った、先日のこと。
といっても大したことではなく、歴史年表を数年読み違っていたというだけのことなんだが……。
って、えらいことだ、それは。
あああ、予定していた流れがすべておじゃんに(泣)。
なんてマヌケな私。
書き換えなきゃ。
イヤ待て、その前にもう一回、年表と資料を整理しよう。
……ん? なにやら資料の記述自体が変だ。ほかのできごととの整合性がない。話自体もちょっと講談調になっているしなあ。怪しい。
えーと、この部分の記載の出典は……『・・・』か。ああ、やっぱり、おおもとの史料そのものの信頼度が今イチ高くない。
――というわけで。
その後、同じ部分について書かれた別の資料も読んでみたが、そちらにも同じようなことが書いてあった。
が、こういうのは現代になってからの参照・引用による誤りの再生産の可能性もあるし、そもそも近世以前に史料が成立したときにすでに引用によって誤りが引き継がれていた可能性も考えられるわけで。
多くの史資料に同じ話が載っているからといって、それの信頼性が高くなるというものでは決してない(当然だが)。
とくに、今問題にしているエピソードは、骨格としては同じ話でありながらも、資料によって中の地名が微妙に違っていたりして、怪しさ二倍増しだ。
どこまでが史実に近く、どこからがフィクションなんだか……。
まいるなあ(苦笑)。
おもしろいといえばおもしろいけども。
2006年9月18日 (月)
海藻とまんじゅう
唐突だが、下に張ったアドレスは9/14のデイリーポータルZの記事の一つ。
黒電話でネットにつなげるか、という試み。たいへんにおもしろかったのでご紹介(笑)。犬もかわいい♪
http://portal.nifty.com/2006/09/14/a/index.htm
上記とはまったく無関係に、写真は、人からいただいた「ひじきまんじゅう」。
ひじきとまんじゅうってどんな組み合わせ?と思われる方もいるかもしれないが。
とてもおいしいのだな、これが。
ひじきは砂糖醤油(?)で煮てある。かすかにピリッとするので、唐辛子も入っていると思う。
まわりの小麦粉部分(まんじゅうの皮)もほのかに甘くてたいへん美味。
まんじゅうやおやきって、かなり許容範囲の広い食べものだと思う。“中にくるんでおいしいもの”の幅が広い。
ナスを味噌と砂糖で甘辛く味つけしたのが入っているおやきやまんじゅうも大好きだ。
2006年9月16日 (土)
見渡す限り墓(松代4)
松代の話題、第四回目。
きょうは、町からはずっと離れて、松代大室古墳群のことを書いてみる。
もらってきたパンフレットには、ただ「大室古墳群」とあるが、これだと前橋の大室古墳群と全く同じになってしまうので、以下では松代大室古墳群と書くことにする。
写真を見てほしい。ややわかりづらいが(クリックで拡大)、そう思って見れば石積みの跡がいくつも見えると思う。
これ、すべて古墳だ。
見渡す限り墓。
谷の中が全部墓。
埼玉の吉見百穴もすごいらしいが(残念ながらまだいっていない)、ここもすごい。
松代大室古墳群は、総数約五〇〇基の古墳群の総称で、平成九年に一部が国史跡に指定されている(五つの支群のうち、指定部分は最大規模を誇る大室谷支群)。
全体の七~八割が、国内では珍しい積石塚(つみいしづか)古墳だということで、確かに初見の印象は「うーん、朝鮮半島の香り」という感じだった。合掌形石室というのも、私はここで初めて見た(たぶん)。
江戸時代の文献にもこの古墳群の記載があるとのことで、明治以後かなりの回数の調査が重ねられ、現在ではおおよそのようすが掴めているようだが、それでも完全解明にはいたっていないらしい。
実際見てみると、とにかくすごい。古墳なんぞ見慣れている上州人の私でも、この規模と数には圧倒される。
ただし、一つ一つはごく小さい。
古墳群の位置そのものは高速道路(上信越自動車道)のすぐ脇なのだが、そこへ辿り着くまでの道は狭い。車どうしがすれ違えない場所も少なくない。入口は国道四〇三号線にあり、ところどころ誘導板が立っている。が、中には草木に覆われてほとんど見えなくなっているものもあって、非常に微妙な気分になる。
ちなみに、全体はまだまだ整備中で(将来的には史跡公園化したいようだが、先はだいぶ長そうだ)、大室古墳館というガイド施設だけがぽつんと立っているほかは、木立の中や藪の中に古墳が点在している状態(見学にゆかれる際は、くつに考慮を)。
でも、無料で入館できる古墳館の中はしっかり冷房が効いていた。お客は我々だけだったけれど。(古墳館にはトイレと自販機あり)
それにしても、長野の古墳は、山の上で偉容を誇っている森将軍塚古墳といい(あの地域には巨大な山上古墳がいくつもあるらしい)、ここといい、上州人の古墳に関する常識(思い込み、か)をひっくり返してくれる。
2006年9月13日 (水)
地震を語る人(松代1)
先日、七~八年ぶりに松代(長野県)にいってきた。
長野県の、比較的群馬に近いほうは、日帰りで遊びにゆくのに手頃なので、ときどき出かける。
で、今回はいろいろと感想もあるので、しばらく小出しに語ってゆこうと思う。
題して“松代ウイーク”? うーむ、なんて微妙なネーミング。
いずれにもせよ、ご用とお急ぎでない方は、よろしければおつき合いを。
さて。
松代といえば、象山地下壕(松代大本営跡)に象山記念館、象山神社、旧文武学校、新御殿(旧真田邸)に松代城(海津城)、旧横田家住宅、池田満寿夫美術館と、複数の観光ポイントがあるが、ほとんどが歩いてまわれる範囲に集中している。コンパクトな町という印象だ。
上信越道を挟んで反対側には川中島古戦場(八幡原史跡公園)があり、公園内には長野市立博物館も併設されているので、お出かけの際にはお好みによって組み合わせてもよいだろう。
で。
今回、最初にいったのは松代城(海津城)だったのだが。
敷地内ですれ違った中高年の団体客の中の一人の男性が、連れの女性たちに向かって松代地震(松代群発地震)について熱く語っているのが聞こえてきた。
……なんてマニアックな(苦笑)。
案の定、女性たちは「ふーん」という感じでほとんど興味がなさそうだった。熱心に話していた男性には悪いが、まあ、そんなところだろう。
私の身近にも地層や地震について詳しく語りたがる人がいるので、語るほうの気持ちもわからぬではないが……。
とりあえず、あまり万人向けの話題とはいえないと思う。
ところで、肝心の松代城跡だが。
城としての全体の構造がかなりよく残っていて、ところどころは江戸末期の姿に復元してきれいに整備されており、期待以上によかった。
現在は公園になっていて、入園無料。トイレも新しい。
城跡見学用の駐車場は北側に専用のものがあるが、すぐそばにある池田満寿夫美術館に寄るつもりなら、そこに車を置いて城跡も一緒に見にゆけばよいかもしれない。
千曲川の流れを傍らに置いた平城で、巨大な石垣や白堊の天守などはないが、敷地も眺めも広々として、これはこれでなかなかの気分。
……というか、私の場合、もちろん犬山城(愛知県)や鶴ヶ城(福島県)のような城もよいのだが、箕輪城(群馬県)や荒砥城(長野県)のようなのもとても好きだし……うーん、要するに、ロマン的想像(妄想?)を喚起する場所ならけっこうなんでもよいのかもしれない。
*メモ*
松代群発地震(ウィキペディアなので、リンクがうまく張れるかどうか……)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BB%A3%E7%BE%A4%E7%99%BA%E5%9C%B0%E9%9C%87
荒砥城の写真がないかと思って検索していたら、城跡の情報が豊富なサイトを見つけた。写真も多くて、見ていると思わず出かけたくなる。(「埋もれた古城」管理人:ウモさん)
http://www.asahi-net.or.jp/~ju8t-hnm/index.htm
2006年9月12日 (火)
2006年9月10日 (日)
2006年9月 3日 (日)
オツな生活
今まで使っていた除光液が終わったので、新しく別の商品を買ったのだが。
どうも落ちが悪い。
あるいは以前使っていたものより爪にはやさしいのかもしれないが、ここまで落ちが悪いと、それはそれでストレスになる。
こういう、致命的な欠陥とはいえないけれどもささやかなストレスを与える商品には、ほとほと閉口する。
致命的な欠陥ならば買い換えるが、“ちょっと不便”だと、もったいないから使い切るまで(ダメになるまで)は我慢しようと思いたくなってしまうから。
たとえば、ヒモが取れやすいティーバッグとか、乾きの悪いボールペン(ゲルタイプの)とか、はがれやすすぎる附箋とか、吸水性の悪いハンカチとか、間仕切りの全然ないバッグとか、消費者へのいやがらせじゃないかと思うほど詰め替えにくい形状の洗剤容器とか、いくらなんでもそれは縮尺がデタラメすぎるだろうといいたくなる観光地のイラストマップとか。
ま。
そういう“ちょっと不便”を我慢しながらのらりくらりと毎日を送るのも、オツなものではある。
2006年9月 1日 (金)
それは明らかに違う
近所のホームセンターの、売り場のコーナー名を記した店内表示が気になって仕方がない。「ドックフード」。
それをいうなら「ドッグフード」だろう。
似たような間違いでよく見かけるのは「ク」と「グ」の逆バージョン、「人間ドッグ」。
……なつかしの人面犬か?
「バック」(bag)とか「ベット」(bed)もよく見かける。
いずれも、意味や綴りを考えれば間違うはずがないと思うのだが……。
ちなみに、家電量販店の「ビックカメラ」は「ビック」で正しいわけだが、これも紛らわしいといえば紛らわしい。
*メモ*
なんとなく気になって、ビックカメラの名前についてちょっと調べてみた。
私が過去に聞いた話に、創業者か誰かの愛犬の名前が「ビック」ちゃんで、それを社名の一部にしたというのがあり、ありそうなエピソードだと思ってけっこう信じていたのだが……そうじゃなかったのか??
誤用の状況と社名の由来についての概説(「間違いやすい企業名/ビックカメラ」)
http://homepage1.nifty.com/hidex/goyo/bic.html
トップはこちら(「ひでゆきの小ネタ部屋」管理人:ひでゆきさん)
http://homepage1.nifty.com/hidex/index.html
ウィキペディアの「ビックカメラ」の項にも社名の説明がある。かなり断定的。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9
はてなの「ビックカメラとは」では、旧社名「ビックリカメラ」説。ホント?
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D3%A5%C3%A5%AF%A5%AB%A5%E1%A5%E9
「教えて!goo」ではこんな感じ。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=51359
うむむ、謎が謎を呼ぶ……。消化不良。情報求む。
2006年8月31日 (木)
違うような気がする
写真は、家族がもらってきたおみやげの入っていた紙袋。
昭和のにおいがぷんぷんするこのデザイン。
すてきだ……(うっとり)。
今となっては逆に新鮮の感すらある。
ちなみに。
紙袋の中身は、ごく普通に菓子だった。
いかにも観光地のおみやげ然とした菓子。
銀を基調にした個包装の袋には「洋風焼き菓子 ミルクチョコクッキー」と書いてあったので、そういうものだと思って開けたら、現物は、ホワイトチョコを挟んだウエハースだった。
……全然違うではないか。
ミルクチョコって、ミルク色のチョコレートのことなのか。
クッキーとウエハースは区別しなくてよいのか。
包装のデザインが決定するまでに、関係者の誰一人として何もいわなかったのだろうか?
それとも、誰かが指摘したけれど、人間関係の力学で結局こういうことになってしまったのだろうか?
…………。
たかだかみやげ物の菓子に、不可解な謎を突きつけられてしまった。
2006年8月25日 (金)
文化財とネコ
某所に保存されている文化財の『門』の一部に、ネコが入って寝ていた(写真)。
まあ、ネコにとっては文化財だろうがそうじゃなかろうが、なんの興味も関係もないのだろうが。
それにしても、ネコがあまりに気持ちよさそうで。
ちょっと――いや、かなり、うらやましかった。
などといいながら、ヒトはきょうも働いているわけで。
一休みしてここを見てくれている方がいましたら、写真をクリックして、ネコの寝顔でも眺めていってください。
*メモ*
8/22のメモに関連して。
きのう、べつの場所で見つけてかいだヘクソカズラは、引き寄せて鼻を近づけただけでけっこう強くにおった。ヘクソカズラの面目躍如というべきか。株によっても臭気の強度にはずいぶん差があるようだ。
2006年8月24日 (木)
ナギの葉の御利益
先日、だいぶ年上の男性と飲んでいたとき、「きみ、なんでこのキャラクターでまだ結婚できないの?」といわれた(苦笑)。
ありがたいいわれようだとは思うが。
その理由がわかるのなら、逆に私が教えてほしいくらいだ。
……今からもう十年以上前のことだが。
友人たちと数人で熱海に遊びにいったことがあった。
伊豆山神社へいって、お参りしたあとで、宝物殿のようなところを見学した。
その建物を出たところで、神社の方がきて、「これをあげましょう」といって我々にひと枝の植物をくれた。
枝には、縦方向に葉脈がいく筋も走る、やや厚みのある葉っぱが、たくさんついていた。
神社の方がそれを説明していうことには、「これはナギの枝です。この地で恋を語り合った政子と頼朝が周囲の反対にもかかわらず結ばれたのは知っているでしょう? この葉を大事に持っていれば、きっといいご縁に恵まれますよ」。
「良縁かあ……ほしいよねえ」といって、私たちはみんなで枝から数枚ずつ葉っぱを取って、それぞれバッグやポケットにしまった。
あれからずいぶんたった。
あのときの話を鵜呑みにしたわけではないが、そういわれると捨てられないのが人情というもので。しかも物持ちのよい私は、あのときのナギの葉を、今でも持っているのだったりする。
が、縁結びのお守りとしての御利益のほどは甚だ怪しいと思っている。
だって、あのとき同行していた友人連の中で、既婚者は未だに一人きりだ。
それとも、私を含めた残りの人々には、これから先にまだすばらしい良縁が待っているとでもいうのか。
それならばそれでもよいのだが。
*メモ*
伊豆山神社のナギについて(木を分けた熊野神社の記事)
http://www.ukima.info/meisho/kaiwai/kumano/yasiguid.htm
トップはこちら「浮間わいわいねっと」
http://www.ukima.info/index.html
ナギについての概説
http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/nagi.htm
トップはこちら「大阪百樹」管理人:佐藤治雄さん
http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/index.htm
2006年8月23日 (水)
ダメな感じの眺め
先日、不注意から足に怪我をして、今、私の向こう脛には絆創膏が貼ってある。
高さは、くるぶしから一〇センチ余り上。
これがまた甚だしくみっともない。
私が子どもならば――せめて高校生までならば、べつにどうってことないだろうとは思うのだが。
三十女の絆創膏、これはいけない。
見るに堪えない。
よそゆきのカプリパンツに華奢なアンクルストラップサンダルに絆創膏なんて、もう、涙が出るほどダメな感じだ。
スカートなんて論外。
そんなわけで、ここ数日、十分丈のパンツか、あるいは足首までの長さのスカートしかはけない状況にある。暑いし、不便だ。
早く、目立たない程度に治ってくれないだろうか。
姿見を見るたびに、ちょっとせつない……。
*メモ*
写真はヤブラン。自生のもの。
先日よそのお宅の庭先で見かけたヤブランは、ちょっとびっくりするくらい巨大な株になっていた。ああなると最早別の植物のようだ。
尤も、この写真も、葉が全然写っていないというかほかの植物の葉が写っているので、まるで別の植物みたいになっているが(汗)。
正しいヤブランをごらんになりたい方はこちらをどうぞ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yaburan.html
トップはこちら(「植物園へようこそ!」管理人:青木繁伸さん)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html
もう一つ。
http://rokkoflower.cool.ne.jp/souhon/sub711.html
トップはこちら(「神戸・六甲山系の森林」管理人:SHIMIZUさん)
http://shinrin.cool.ne.jp/
2006年8月21日 (月)
“逢魔が時”体験
かつて、一度だけ、ものすごく怪しい風景の中に居合わせたことがある。
大学時代だ。
私は、キャンパスのぐるりにいくつかあった門のうちの一つから出ようと、歩いていた。そこは砂利道で、自動車は通れないようにしてあったが、学生のほかに、近所の人がよく通り抜けに使っている道だった。
季節は秋。十月だったろうか。
時刻は夕刻。まだ「うす暗い」とは感じない、しかし急速に“たそかれ(誰そ彼)どき”に近づきつつある、十分に日が傾いた、そんな時間帯だった。
夕方であることもあり、細いその道を、けっこう人が通っていた。学生たちは徒歩や自転車で、そのほかにも、自転車に乗ったおばさん、子どもの手を引いたお母さんなどなど。
何となく顔を上げて、それらの人々を見たとき、はっとした。
すれ違う人、前をゆく人、どちらの人々の姿も、よく見えなかった。
人がいるのは分かる。大人か、子どもか、自転車か、そのくらいのことは判別がつく。だが、いやに空気がまぶしくて、ゆらゆら揺らめいて、彼らの姿がかすむ。
どんな顔をしているのか、どんな服装なのか、母親らしい人に手を引かれているのは、本当にその人の子どもなのか、自転車に乗っているあの人は、そもそも本当にヒトなのか。
必死で目をこらすのだが、どうしてもよく見えない。
“変な道(空間)”、あるいは“変な時間”に、自分は入り込んでしまっただろうか、と背中がぞくりとした。
無論、落ち着いて考えれば、光線の強さや角度、空気中の塵芥など物理的な条件が揃ったせいでたまたま生じたできごとなのであろうが、ああいう状況の中に実際に身を置いてみると、こういう体験を非科学的に捉える人がいても理解できなくはないなあと思ったりもする。
ちょうど、いわゆる「逢魔が時」に近い時刻であったのも、示唆的だと思おうとすれば思える。
あんなのは、後にも先にもあのとききりだが、今でも忘れられない。
自然現象というのは人の心身に面白い状態を作り出すものだ、とつくづく思う。
2006年8月20日 (日)
36の謎
自他共に認めるメモ魔の私。
当然ながら、パソコンの周りや机の上にはメモ用紙があふれている。
とはいえ、そんなことは常態なので、べつに構わない。
過去に何度か、どうしても解読できない、あるいは意味不明な、メモとしての意味を成さないメモをつくり出してしまった経験から、近年は“読めるように”、また“何のために何のつもりで書いたメモだかわかるように”、メモをとるよう心がけてきたのだが。
このあいだ、久々に意味不明なメモを書いてしまった……。
パソコンデスクの脇に貼ってあるメモ。マーカーで黒々と「36」とだけ書いてある。もちろん私の字だ。
少し前まではなかったメモだから、新たに何かを思って書いて貼ったものなのだろうとは考えられるのだが、何のためのメモだったのか、どうしても思い出せない。
白い紙に、大きな文字で、異様に自信満々に「36」。そのほかには何の情報もない。
……なんなのだ、36って。
わからない気持ち悪さに、もし大事なメモだったらどうしようという不安もあり、三日ばかり気になって気になって仕方がなかったのだが。
なんと、ゆうべ、風呂に入っていたら突然思い出した!
そうだそうだ、36とは、某仕事における原稿の必要な分量を表した数字だ。具体的には、今使っている(ワープロソフトの)フォーマットで換算したときの必要枚数だ。
そうだった。思い出した。
ああ、すっきり♪
尤も、これなら結局思い出せなくても問題はなかったろうが。
当該の仕事を進めるうちに、「あれ、どのくらいの分量がいるんだったっけ?」と思って計算し直して、そこに出てきた「36」の数値を見て、「ああ、このメモはこれのことだったのか!」と思ったに違いないから。













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