やがてどんな変化が…?
イクメンとやらいう流行があるが。
個人的には半分賛成、半分反対だ。
男性が子育てに積極的に関わるのは大賛成。男性たちの人生も豊かになるし、女性たちにとっても(家族構成や社会の変化などで大きくなっていた)子育ての負担が軽くなるのはありがたい。
ただ、女性がすべきことにまで男性が手を出すのは、やはり変な気がする。
『ジェンダーとセックスをいっしょくたにしない』ということは、人間が動物である以上、いつでも重要であろうと思うのだ。
男性と女性の脳は、やはり違うから。
それは、家族である男性と真剣に一緒に暮らしてみれば、実感できるではないか。
明らかに、見えているものが違う。見ているものが違う。察する能力が違う。得意なことが違う。ほかにもいろいろ違う。
(個人差はもちろんあるが)基本的に男性に特徴的なことというのは、はっきり言って、赤ん坊と直接関わって育てることに向いている能力ではないと思う。
であれば、子育てにおける父親の役割は、授乳やおむつ替えや寝かしつけではないのだろう。それ以外の面で、女性に不足している能力を補う形で子育て参加してもらうほうがいいはずだ。(シングル家庭においては、このあたりのことをうまく問題解消する必要があるとは思う。それはシングル家庭の是非とは無関係だ)
そもそも、女性と男性は、子育てに限らず、お互いの不足する能力を補って暮らすようにできているのだろうと思う。それを無視して、両者が同じことを同じようにできるようにする必要はないのではないか。
ちょっとうろ覚えだが、確か久保田カヨ子さんや養老孟司さんは、イクメンに関して上記と同様の趣旨のことを述べておられたはず。
自分の場合は、実体験からやはり同じ結論になった。
尤も、現状でもイクメンの人々の中にはいろんな考え方の人が入り交じっているのだろう。それをひとくくりに『イクメン』と呼ぶことが、そもそも乱暴なのかも知れない。
とにもかくにも、子育て参加する男性が格好悪いと看做される世の中でなくなってきたことは、おそらくいいことなんだろう。
父親にも手をかけてもらって育った子どもたちが多数派になったとき、日本の社会はどんな変化を見せるのか。それも気になる。


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